「あの人のことは気に入らないけど、いざとなったらあの人しかいない」
あなたの身の回りにこんな人はいないでしょうか。
もしいるのであれば、その人とは適度な距離感をとりながら接しましょう。
間違っても嫌いだという感情を表に出さないように。そのタイプは後になって価値観が理解できるものです。
初対面ではいい人についていきたくなるもの。
しかしながら、いい人ばかりについていくのでは大して成長しません。
ちょっとぐらい受け入れにくい要素があっても、そこは我慢。そのような人物こそあなたの成長のカギを握ります。
後になって理解できることもある
わたしも大学に入ったときは、部活で気に入らない同期がいました。
当初は相手の考えが理解できず、自然と距離を置くばかり。
純粋ないい人タイプの子とばかり話してました。
ところが、気の合わない子が結果に誠実になっているのがわかると、途端に受け入れられるようになりました。
その姿はまさに真面目。試合まわりのリスク管理も徹底されています。
結果に誠実。これを理解できるまでにどれくらいの時間がかかったでしょうか。
そこに至るまでは本をたくさん読んだり挫折したりと、結構な道のりでした。
そのように回り道しまくった結果、今となっては考え方が変わっています。
「結果がすべて」というごく当たり前のことを、ようやく直視できるようになりました。あそこまで徹底できているのはすごいなぁと思うばかりです。
一見して気の合わない同期だが、裏では半端無く努力していた。
寝ても覚めても部活一筋な子に出会えたのは、すごい運がいいなーと感じます。
結局、なんとか学生のうちに同期の考え方を理解できるようになりました。
いい人タイプとばかりつるんでいたら成長しなかったでしょうね。
大学ではいいひととばかり遊ぶこともできますが、時にはこういったことも必要です。
気に入らないからといって遠ざけるのはご法度
そういうわけで、単に気に入らないからという理由でひとを遠ざけるのはやめましょう。今はまだ価値観が理解できなくても、あなたが成長することで理解できる可能性は高いです。
不真面目な姿は気に入らないが、結果だけはちゃんと出す。そういう人は後になって理解できます。
相手の考えていることが理解できないとしたら、それはあなたのレベルが低い証拠。
自分よりハイレベルな人間の考えを理解するには、それだけ成長する必要があります。
その過程で傷ついたりすることもあるでしょう。彼らはそういうのを乗り越えてきているのです。
価値観が合わない人を受け入れられるようになる。
これこそ成長の証と呼べるのではないでしょうか。なぜならその分自分が成長しなければならないから。
何をもって成長とするかはむずかしいところですが、ハイレベルな人の考えがわかるというのもひとつの目安です。