なぜかみんな趣味や仕事のことは話すけど、お金の話しない。
なぜか自分だけ損しているようだ。
日常生活における会話の中にはさまざまなものが出てきますが、例外的にお金の話はほとんど出てきません。
しかしその一方ではみんなお金の面ではうまくやりくりしている。
このような現実に違和感を感じたことがあるでしょう。
実際のところ、みんな「お金は卑しいもの」という思い込みがありながらも、裏ではあれこれやり取りされているもの。そしてマイノリティは取り残され損する立場というのも少なくありません。
お金の話というのはみんな教えてくれず、「名前を読んではいけないあの人」扱い。
あなたが損しない方法というのも存在し、それは自分自身がお金の話と向き合うこと。
周囲はお金の話をしてこない代わりに、表立って指摘することもできない。だったらいっそのこと、お金の話と真剣に向き合ってしまえばいい。
お金の話は一度向き合っておけば生涯にわたって使えるものですので、今のうちに向き合っておけば後々苦労しなくて済みます。
目次
お金の話には誰も踏み込もうとしない
日常の会話ではさまざまな話題が飛び交いますが、なぜかお金に関する話はほとんど出てきません。
これは
- 「お金は汚いもの」という風潮をみんな盲信している
- 学校では教わらないため、みんな議論が苦手
- 間違ったことを言うと叩かれるから言わない
という理由からで、「お金について話す=汚い」という考え方は強く作用しています。
現実には「お金は卑しい」ということはなく、多くの人の手にわたっていて物理的に汚いぐらい。信用を表すはずのお金が、考え方の面では汚いということもありません。
ただ、そうはいってもなかなかお金についてはみんな話そうとはしないもの。
まず「お金について話すことは卑しい」みたいな風潮が9割の人間を弾きますし、そこに間違いや失敗への恐怖心が生じます。その状況下でお金について話せる人は皆無です。
このためみんなお金のことについては話したがりませんし、そもそもお金を扱うときに目を背けたりします。
難しいことはみんな目を背ける
仮にお金が卑しいという風潮がないとしても、おそらくみんなお金のことを話したがらないでしょう。
「ちょっと間違った発言をするだけで人生終了」みたいに、失敗に対して過度の恐怖心を持っている人が大半。話題になるはずがありません。
考えてみてください。
学校教育において、難しい問題を当てられるのがあたかも公開処刑のように見えるでしょう?
そして難しい問題は間違いやすく、間違ったらみんなの前で指摘される…
これと同じ話で、たとえお金が汚くなくとも、みんな話をしたがらないのです。
間違ってもいいからとにかく考える
「学校で教わらないから考えるのが苦手」
「みんなの前で間違うのは恥ずかしい」
このような思いから、多くの人がなかなかお金について話そうとはしません。そして話題にならなければ関心は薄れますし、関心を持たなければ疎くなります。
結果として多くの人がお金のことに向き合えず、自分ひとりになったとしてもなかなか向き合おうとしません。
ただ、お金というのは人生を変えてしまうほどのパワーを持ち、精神的な辛ささえも吹き飛ばしてしまいます。
そのため間違ってもいいからお金のことを考え、生活で実践していくことが大切です。
あなたの周りの9割以上は指摘すらできない
それでも間違いが怖いと思ってしまうかもしれません。
そういうときは次のように考えてみましょう。
自分が間違ったことに対して、表立って指摘できる人はいませんよね?
仮に間違ったとして、危害を加えてくるわけでもありませんよね?
そう。あなたの周囲は間違っているとぼんやり感じはするものの、指摘する勇気はないのです。
あなたの周りの9割以上の人は、あなたが必死で考えたことに対して批判すらできません。
もし指摘するなら同じかそれ以上に考える必要がありますし、ましてや誰も教えてくれないお金のことに対して、論理的に指摘できる人は本当に少ないです。
考えれば考えるだけ得
そして、お金の話は考えれば考えるだけ得をします。
たった1ヶ月でもお金について真剣に向き合った人は考え方が変化しますし、年単位で続けていけば地に足の着いた議論も容易です。
多くの人はお金について話すことや間違うことを過度に恐れており、まるで人生終了であるかのように考えています。
そんな中であなただけがお金について語れるようになったらどうでしょうか?
お金の面で一人勝ちするのは目に見えていますし、そもそも他人の顔色を伺う必要すらなくなります。
なぜみんな旅行に行きたがるのか?
なぜみんな人のお金で買い物しようとするのか?
なぜ人生やキャリアの話でお金の話は出てこないのか?
上記のようなちょっとした疑問にコツコツと答えを考えていけば、1年後にはお金について相当な知識がついています。それこそ知識どころか本質的な考え方まで身についていることでしょう。
本当に小さな疑問の集まり、まさに小問集合のようですが、自分なりに理由を考えていくだけで詳しくなれます。身近な買い物で損することもなくなるでしょう。
考えれば考えただけ得する。それがお金なのです。
まとめ:どうせ指摘されないんだから真剣に向き合えばいい
指摘されることを恐れて話さないと、関心を持つこともない。
関心を持たなければ知識は溜まらず、お金について無知のまま。
お金に関して話さないというのはそれだけ損する立場に回るということ。堂々と語れるようになれば怖くありません。
お金のことを議論できるようになったあなたの目の前には、敵は数えるほどしか存在しなくなります。
お金について話せる人の絶対数そのものが少ない現状、知っていればあなたはその分お得な立場に回ることが可能。
お金についてはみんな疎いですから、上位10%のリテラシーなんて簡単に身につきます。お金の本を読むなどすれば本当に容易です。