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要領の悪い人ほど合理主義者やミニマリストになりやすい理由

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要領のなさに悩む人は少なくありません。

要領が悪いと「気がついたら自分だけ」みたいな状況に陥ってしまい、きまりの悪い思いをすることになります。

  • 恥ずかしい思いをすることはイヤ
  • みんなから浮くと恥ずかしい

このような思いから要領が悪い自分にみんな悩み、ストレスを抱えながら生活します。

しかし要領が悪いというのも見方を変えると途端にありがたみが出てくるもので、

  • 合理主義を身につけたい
  • ミニマリストになりたい

という場合には、要領の悪さはかえって好都合です。

 

目次

 

要領が悪いのは、たくさん学べることの裏返し

要領が悪いことの背景にあるのは、ハウツーが頭に入っていないから。

自分だけ浮いてマイノリティになってしまうのは「みんなに合わせる」ということを知らないからで、それだけ頭の中がまっさらということです。

要領のなさを感じてしまう場合、周囲の人間はフィーリングレベルでもやるべきことに気づいています。

いつも一人浮いてしまう人は、「みんなに合わせる」ということを知らないから浮いてしまいますし、みんなの感覚がわからないから自分だけうまくいかないということになってしまうのです。

こうして要領の悪い人はみんなから浮いていき、きまりの悪い思いをすることになります。マイノリティはいつの時代も人いっぱい傷つきます。

しかし、恥ずかしいというところを度外視した場合、頭の中がまっさらなことによる要領の悪さは長所になりえます。

要領が悪いのは、段取り、質問、情報収集といった一般的なことができないということです。

それらのシステム的な部分が頭に入っていないから要領が悪くなってしまうわけで、逆にいえばいい技術を素直に吸収していけるということでもあります。

 

白紙ゆえに本質から学べる

頭の中がまっさらというのは、いわば新卒採用される学生と同じようなもの。

何にも染まっていないから頭の中がまっさらなわけで、若い人間がスポンジのように学習していくのが実現できるわけです。

特定の考え方に染まってしまうと新しいことや本質的な学習が面倒になり、入ってくる知識に対して抵抗が生じてしまいます。

その一方で、頭の中がまっさらであれば入ってくる知識に対して抵抗がありません。

つまりは本質から学ぶチャンスであり、読書や実践によってどんどん成長していけます。

 

白紙だから苦労する。苦労するから合理主義者になる。

要領が悪かった人が、要領のいい人を実力で追い越すことは少なくありません。

格闘技の世界では新人が経験者を追い抜くこともあるぐらいで、それぐらい白紙であることのアドバンテージは大きいわけです。

ただ、要領の悪さで浮いてしまったときの恥ずかしさは耐え難いものがあります。

要領が悪いと自分だけみんなと違う答えで間違え、ばつの悪い思いをしてしまうものです。

つまりは要領の悪さには恥ずかしさがつきまとうわけで、大器晩成ではありますが、恥ずかしさというバリアを乗り越えなければなりません。

 苦労が多かった人はお金持ちになりやすいといわれているが、それは大筋合っている。もちろんそれは、苦労した人にはご褒美があるとか、苦労した人は人の痛みが分かるので人徳があるというような安っぽい話ではない。人にもよるが、困難が多いと人間は必然的に合理的に行動するようになり、それがお金儲けに有利に働いてくるのだ。

出典:苦労した人がお金持ちになりやすいワケ | お金持ちの教科書

大器晩成型の人は、最初のうちは本当に要領が悪いです。恥ずかしい思いを何度もし、イジメられることも普通にあります。

しかし本人が「能力がないことで恥ずかしい思いをするのはイヤだ」と思うことにより、急速に成長し始めます。

要領が悪い場合頭の中がまっさらな状態で動きますから、学習においては本能的に効率のいいやり方や教材を選び、普段の行動にもムダがなくなります。

そうして合理主義を身につけ、気づいたらコミュニティの中でトップの実力ということも。

その後も急速に成長していき、収入も付き合う人も変わっていくのはマイノリティあるあるです。

 

合理主義はミニマリストにつながる

つまるところ、要領の悪さ、成長しようという意地が結果として合理主義につながるわけです。

これは見方を変えれば、要領の悪さはミニマリストにつながるということもできます。

考えてみてください。

白紙の状態から学ぶ場合、ムダなく動こうとする力が働きます。

ムダなく動こうとするのを繰り返すことで、本当にムダがなくなってきます。

そうして本質的に重要なものに気づき、余計なものを省くようになります。

この流れで「必要最小限のものだけ手元にあればいい」という思考が身につき、結果としてミニマリストと化してしまうわけです。

わたしは上記の流れでミニマリストになりました。

要領の悪いさを感じ、きまり悪い思いをしたくないから成長しようとする。

読書をしたり実践を通してPDCAを何回も回したりすることで、本質的な部分に気づいていく。

そうしていくうちに、自然と余計な物事を気にしない性格になる。

今では思考そのものもミニマリスト化し、物事を単純化して考えられるようになりました。

 

まとめ:要領が悪いことは逆手に取れ

要領が悪いことは、必ずしも悪いことではありません。

要領のなさを「悪い」と考えるから悪く思えてしまうわけで、学習のチャンスだと捉えれば途端にポジティヴに見えてきます。

要領が悪い人は事前の情報収集や実践回数が足りていない場合が多いですから、白紙であるというのは非常によく当てはまります。

量をこなしていないから要領が悪くなってしまうわけで、量をこなせば自然と要領がよくなっていき、結果として合理主義者やミニマリストになっていくのです。

 

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