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上から目線が立派な「戦略」である理由

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世間一般では叩かれる対象でしかない「上から目線」。

一見すると失礼にしか見えない考え方ですが、分解してみると人生の戦略レベルで使える考え方だったりします。

卑しいとされる「上から目線」的な考え方が、小手先の「戦術」ではなく一生通しての「戦略」レベルで使うことができる。

叩かれる対象である上から目線も、実際には八方美人をしていないだけ。自分にとって大切な人や環境を見極め、リソースを全振りするというのが行動の本質です。

 

目次

 

ニッチ戦略を言い換えたもの

上から目線な姿勢はいつも叩かれますが、それは堂々と言葉や態度に出すからです。

実際には上から目線は露骨にはせず、行動でそれとなく匂わせるぐらいが叩かれなくて平和、かつオイシイ蜜を吸えます。

たとえば就職活動の面接において、堂々と上から目線をすると嫌われますが、「ここの会社は絶対に行かない」と決めて最初から受けないのも上から目線です。前者は一般的な上から目線ですが、後者は隠れた上から目線ともいえます。

そして言葉に出す上から目線は批判を浴びますが、行動で示すタイプの上から目線はなぜか批判を浴びない。

その結果、選択する段階で上から目線になった人が、優遇される環境に行って得をすることになります。

  • 自分が優遇される環境に行く
  • 自分が価値を発揮できる環境に行く
  • 環境にこだわり、自分に優しいところばかりを狙う

行動での上から目線はまとめると上のようになり、これはニッチ戦略とまったく同じです。

 

コンテンツよりコンテクスト

自分が評価される場所に行く。
自分をぞんざいに扱うところには行かない。

これはあらゆる物事の基本であり、俗にいう「コンテンツよりコンテクスト」というやつです。

どんなに専門的な知識を持っていても、専門家だらけの環境にいると埋もれてしまうわ消耗するわでいいことがあまりない。その一方で専門家のいないところであれば重宝される可能性があり、そこまで消耗しなくても稼ぐことができる。

世の中が需要と供給で成り立っている以上、希少性というのはお得な人生を実現するために欠かせないものなのです。

プログラミング歴がそれほどない人がエンジニアだらけの環境に突っ込んでいっても、下っ端扱いされるのがオチでしょう。逆にプログラミングに詳しくない人相手に商売すれば延々と稼ぎ続けられます。

あるいはオタサーの姫といえば、上から目線、希少性という言葉の意味するところがわかりやすいでしょう。

オタサーの姫は上から目線の象徴であり、お得な選択をするための大きなヒントです。フツーの女子が女子だらけのサークルに行けば埋もれますが、女子がゼロの環境に行けばもれなく重宝されます。

人間関係というのは基本的に需要と関係である以上、自分の希少性が高く評価される環境を選ぶのは合理的な考え方です。環境に選ばれるのではなく、自分から選んでこそ、オイシイ蜜にありつけるのです。

 

学校では「上から目線は卑しい」と刷り込まれる

とはいえ、学校教育の場では「上から目線はやっちゃダメ」と教え込まれ、学校はお利口さんを作る工場でしかありません。そして、「上から目線とは何か」までは細かくは教えない…

上から目線について触れられるのは言葉遣いや態度についてのものがほとんどで、学校では本質的な部分を教えないのです。

現実には上から目線は少なくないどころか、みんな無意識のうちに上から目線で動いています。もし上から目線で動かなかったら大企業に人が殺到することはありませんし、下請けや従業員がぞんざいに扱われることもありません。

そして多くの人は上から目線のことを悪いと思いながら、上から目線の本質的なところを理解していない。

そのため上から目線だと感じていないことについては平気で上から目線をするものの、オタサーの姫のようなお得な行動に対してはNOを突きつけるのです。

「大企業は極楽だ。中小は地獄だ。」という上から目線をする一方で、いざ自分で環境を選ぶとなれば平気で自分を安売りする。これは上から目線が何たるかを理解していない証拠です。

言葉や表面的な態度での上から目線はイタいとされますが、実際には行動や思考レベルでの上から目線の方がよっぽどエグいです。

 

人や環境を選ばないと、せっかくの努力も水の泡

もしあなたが損をしたくない、お得な人生を送りたいのであれば、選択や行動のレベルで上から目線をすべきです。

たとえニッチでも自分を評価してくれる環境を探し、そこに行く。ただそれだけのことですが、多くの人が何も考えずにレッドオーシャンに突っ込んでしまいます。

あなたが必死で数学を勉強しても、数学の天才だらけのところに行ってしまってはその他大勢に埋もれてしまいます。あなたが必死で英語を勉強しても、英語が出来る人だらけの場所にいけば優遇もされません。

その一方でプログラミングとマーケティングを組み合わせたりすれば重宝されますし、独立して大きく稼ぐこともできるでしょう。

世間では「理系は理系の仕事、文系は文系の仕事をするべき」といわれ、周囲もそれを強要してきますが、それに従わず、自分の能力が最大限評価されそうな環境を選ぶべきです。

 

大半の人は情報収集の段階で諦める

上から目線を行動に落とし込み、消耗せずオイシイ蜜を吸える環境を見つければ、お得な人生を送ることができる。

実はこの中には多くの人が諦めてしまうポイントがあり、それは評価される環境探し、いわゆる情報収集です。

大半の人はロクに情報を集めもせず、自分が優遇される環境を探そうとしません。そうしてよくわからない選択をしてしまい、後でブラックだブラックだなどと騒ぎます。

実際には情報収集に時間をかけることのほうがブラック企業でボロボロにされることより何倍も楽だったりするのですが、多くの人は情報収集すら真面目にやりません。

就職でいえば、情報収集の段階で100社、それもホームページまで細かく見る。書かれていること、書かれていないことを整理すれば、よさげなのが10%ぐらい残る。気になった会社は質問を作ってインターンなりOB訪問なりしてみて、最終的によさそうかどうかを考える。

それすらやらないからブラック企業に突っ込むのであって、情報収集よりもはるかに大きいダメージを受けるのです。

 

選ばれるのではなく選ぶ

結局、自分が評価されるであろう環境を「徹底的に」見極め、そこだけを徹底的に狙っていく。そうして動いていく人だけが、消耗しない人生を送れます。

環境を選ぼうとしないのは上から目線の本質を理解していないからであり、上から目線で「行動」するメリットを理解していないから。

徹底的に上から目線で考え選択し、行動していくからこそ穴場を見つけられるのです。

上から目線の本質的な部分を理解すればブラックな環境に突っ込むことはありませんし、無意識のうちに上から目線をすることもありません。

上から目線の定義を知らないからとんでもない方向に行くのであって、本質を知ることで上手い立ち回りが出来るようになります。

 

まとめ

上から目線の何たるかを理解してニッチ戦略を徹底すれば、お得な人生を遅れる。
上から目線の本質を理解しないで学校教育を鵜呑みにすれば、損する選択肢しか選べない。

本質を理解すれば人生すべてに応用が可能であり、ブラック企業から身を守りさえする。それが上から目線であり、ニッチ戦略という立派な「戦略」なのです。

オタサーの姫を見習って豊かな人生を送るか、上から目線の本質を理解せずに一生苦労し続けるかはあなた次第。

苦労が好きというマゾであれば本質を理解しなくてもいいかもしれませんが、わたしは消耗するのがイヤなので、上から目線で生き続けます。

 

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