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なぜあなたが忙しいときほど思いやりや慎重さを持つべきなのか

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忙しい時というのは自分本位になってしまいがちです。
あなたも忙しくて時間がない時期に、自分のことだけ考えて動いてしまった経験があるでしょう。

しかしながら自分本位な姿勢はあまりウケのいいものではなく、「この人は自分本位なんだな」というように思われてしまいます。

忙しいからといって横柄な態度をとると評判はガタ落ちしますし、相手をスムーズに動かすのもむずかしくなってしまうでしょう。

思いやり以外にも作業の慎重さも同様で、忙しいからといって不注意になるとミスをしたときにすべてやり直しということもゼロではありません。

 

目次

 

忙しいからといって横柄な態度はNG

あなたが他人のために動く場合、どちらのタイプについていきたいですか?

A:自分のことを気遣ってくれず、自分本位な人
B:自分のことを見てくれていて、対応が丁寧な人

間違いなく後者のほうについていきたいと思いますよね。

しかし現実には前者をやってしまっている人は圧倒的に多く、

  • その場しのぎ
  • 自分さえよければいい

といった態度が丸出しの人は少なくありません。

忙しい時ほど人に動いてもらうことが大切なわけですが、スムーズな対応をしてもらうためには丁寧に接することが必要となります。

 

急がば回れの精神でスムーズに

横柄な態度をとってはいけないというのは評判以外にもスムーズさが関係していて、人を動かすにあたっては非常に基本的なことです。

ところが人間というのは忙しい時、ピンチの時ほど自分本位になってしまいます。

自分本位の説明をしても理解してもらえませんし、相手に対してあまりいい印象を与えないでしょう。相手に悪いイメージを与えると対応の質やスピードに影響するので、たとえ忙しい時であっても相手の立場に立って考える必要があります。

相手の立場に立ったり、わかりやすい説明をするというのは、一見すれば時間のムダのように見えるでしょう。しかし実際には時間に余裕のないときほど効果を発揮するもので、急がば回れの考え方が大事なのです。

 

時間のないときほど慎重さが大切

忙しい時の自分本意さは、「自分に都合のいいように考えてしまう」というものです。
言いかえれば相手への態度だけではなく、移動時間や作業中の注意力にも影響してきます。

たとえば、遅刻しそうになったときに横断歩道をよく確認せず、「どうせ事故らないだろう」と思って動いてしまう。

そのような「自分本位な考え」が事故を起こす可能性は小さくありませんし、もしそこで事故ったら横断歩道を確認する以上に遅刻してしまいます。

時間に余裕のないときほど注意をし、慎重に動くことで、忙しい状況も乗り越えることができるでしょう。忙しいからといって慎重さを捨ててはならないのです。

 

慎重さは遅さとイコールではない

「慎重」という言葉には、あたかも「遅い」かのようなイメージがあります。

しかし実際には「慎重=遅い」とはならず、慎重さはむしろスピーディーな対応には欠かせません。

そもそも、慎重に動くというのは注意深く動くということであり、注意するポイントにモレがないように動くということです。

注意するポイントをもれなく押さえて動くのが「慎重」であり、決して「遅い」ということではありません。

慎重になることは仕事のスピード、やり直し防止という点でアドバンテージが大きく、忙しくて時間のないときほど効いてきます。

 

忙しいときほど素が出る

忙しい時というのは、その人の素が現れるといっても過言ではないでしょう。

時間に余裕のない時ほどその人の考えが出やすく、自分本位の考え方をしているとそのまんま出てしまいます。

自分さえよければいいというのは態度に出したら負けで、よっぽど自分が精神的に潰れそうな時以外はやっていいことではありません。

人間性というのは余裕のない時に出るもので、忙しいと相手の立場を考えられなくなってしまいがちです。余裕があれば紳士的な振る舞いをすることができても、余裕がないと自分本位な考え方を隠すこともむずかしいでしょう。

忙しい時ほどその人の「いつも」が出やすく、考え方が反映されやすいのです。

 

忙しさは試練

もしあなたが忙しくて時間のない場面に出くわしたら、それはあなたが試されている時だと考えましょう。

忙しい場をいかに乗り切るかによって成長の度合いも変わってきますし、土壇場での振る舞いも忙しさを通してようやく身につきます。

忙しいから、時間に余裕がないからといって、いつもやっていることを飛ばしてはなりません。最低限押さえるべきポイントは押さえ、テキパキとこなしていくことが、忙しさ打開のカギです。

忙しさを乗り越え、効率的な仕事術を身につければ、あなたは大きく成長することでしょう。忙しさを丁寧に対処するというのは、結局は後々のためにもなるのです。

 

まとめ

忙しいからといって自分本位になったり、普段やっている手順をすっ飛ばしたりするというのは、単なる言い訳でしかありません。

忙しい時ほどポイントを押さえた立ち回りが重要で、それが「誠実さ」だったり「慎重さ」だったりするわけです。

あなたが自分本意な姿勢を表に出さないことで周りは動いてくれますし、注意を怠らないことでスムーズに動くことができます。

忙しいからといって言い訳せず、着実にやることをこなしていくことが、最終的には忙しさへの有効な対策となるのです。