趣味や習いごとを何にするかというのはしばしば話題になります。
ピアノや料理、英会話と、その選択肢は多岐にわたるもの。
もしあなたが無趣味で困っているのであれば、お金のことを勉強してみてはいかがでしょうか?
お金のことというと習いごとに見えないかもしれませんが、教養という点ではずば抜けて優秀です。
お金の教養があるかないかで世界の見え方も変わるので、趣味がないという人はお金のことを学ぶのをおすすめします。
目次
下手に習いごとをやるよりもよっぽど効果的
習いごとの数は星の数ほどありますが、基本的に習いごとというのは教養のためにやるものです。あるいは習いごとを通して人脈作りをしたり。
しかしながら教養といいつつも、実際には単なる消費で終わっているパターンは多く、お金と時間を使って終わりというパターンは少なくありません。
教養目的でやるということは、その後の人生に生かすためにやるということです。
すなわち自分への投資であり、趣味や習いごとを通して学んだことがその後に活きるというというのが背景にあります。
自分への投資、その後に活かす。
これらの特徴から考えると、お金のことを学ぶというのは習いごとや趣味として有意義であるといえます。
学校ではお金のことなんて教えてくれませんし、親ですら教えてくれることも稀です。
家庭環境によっては親が教えてくれることもあるでしょうが、基本的には自分で勉強し、体験を通して学ぶ必要があります。
まあ親が教えるという点については、帝王学的な意味で、教えることそのものがむずかしいというのがありますが。
とにかく
- みんな知らない
- 自分のためになる
という点で、お金の教養を趣味や習いごとの立ち位置に置くことができれば、みんなよりもお得な人生を送れます。自分で稼げたり、悪徳業者にだまされなくなるのはいうまでもありません。
子供の場合ならなおさら
子供の習いごとということであれば、お金の教養はますます効果的です。
早いうちからお金のことを知ればそれだけ有利に立ち回ることができますし、感覚のレベルでお金のことが身につきます。
まだ下心も先入観もない年齢から、お金のことを勉強して慣れておく。
それによって将来の選択肢に気づくことができますし、自分で選択肢を探して実現するということもできます。
お金の大切さを知れば学校教育をムダにするということはなくなりますし、より効率的に時間を使えるようになるでしょう。
洗脳もされていない時期からお金のことに触れておくことで、かなり質の良い教養と」なります。
親がお金の教養をつけるのも重要
子供だけでなく、親の立場に立つ人でもお金のことを学ぶのは重要です。
親がお金のことを学ぶメリットとしては
- 子供に正しくお金のことを教えられる
- 営業の口車に乗せられなくなる
- 自分で収益源を作ることができる
というのがあります。
たとえ大人といえどもお金のことを正確に教えられる保証はありませんし、育った環境次第では「お金は卑しい」とさえ教えてしまう可能性もあります。
お金がいやしいという刷り込みは代々受け継がれていくもので、どこかでお金の知識をつけない限りは子孫もまた「お金は卑しい」という価値観のもとで育っていくのです。
親がお金のことを学ぶのは、子供が正しいお金の知識を身につけるのに欠かせません。
営業の口車に載せられない、収益源を作れるというのは「入を増やして出を減らす」ことにつながります。
お金の面で損をしなくなる&稼げる額が増えるという点でプラスの効果が大きく、家庭の経済的余裕につながるという点で有効です。
お金の教養はほかの習いごとを有意義にする
つまるところ、お金の教養というのは子供でも大人でも身につけて損はしません。
それほどまでに有効な自己投資であり、教養という点ではお金のことはかないいい選択肢です。
こんなことをいうと他の趣味がどうのこうの、習いごとはほかにもある的なコメントが飛んできますが、ほかの習いごとと共存できるのもお金の教養の魅力です。
お金の教養が身につけばほかの趣味に取り組んでも本質を見失いませんし、より多くのことを学べます。
お金のことを最初に学んでおくことで、英会話でもなんでもより効率的な自己投資にさせられるのです。
ほかの習いごとに手を付ける前に、お金のことを学んでおく。
するとあらゆる習いごとについて客観的に見れるようになり、物事の背景に気づくことができるようになる。
お金のことを知らないと「あー楽しかったなー」で終わってしまいますが、お金のことを知っておけば人の心の動きが読めるようになったり、好きなことで生きていくヒントを得ることができたりします。
お金の知識は思考のベース
お金の教養は、身につけることで思考のベースとすることができるでしょう。
多くの人が実利で動く部分を持っている以上、実利をベースとした考え方を身に着けておいて損はありません。
お金のことを知れば、それだけ地に足の着いた議論ができるようになります。
やりがいといったものに惑わされずモノの価値を判断し、自分で考えることができるようになるのは当然のこと。人の心の動きを捉えられるようにもなるので、浮足立った思考をしなくてもよくなります。
お金、もっといえば実利をベースに考えることができれば、人間関係も柔軟なものにできるでしょう。
一見してお金、あるいは実利を元にした思考は人間関係をギスギスしたものにしそうですが、実際は真逆。誠実さを考慮した思考ができるようになるので、人間関係をより快適なものにすることができます。
お金の本を読み、ひたすら実践
お金の教養を身につける、お金のことを趣味にするにあたっては、
- 本を読む
- ひたすら実践する
の2つしかないでしょう。
教養も何もない人が実践なんてできませんし、かといってインプットばかりでは身につきません。お金に関する教養は知識と経験あってのもので、知識が欠けてもダメ、経験が欠けてもダメなのです。
本を読む最大の目的は、お金へのネガティヴな思い込みを捨てること。
ネガティヴな刷り込みとはおさらばしたうえで、実利をベースとした考え方を学ぶと公理ちょく学べます。
また実践にあたっては、大人であれば複業、子供であればお小遣いの使い方がメインになるでしょう。
お金は使わないと使い方が身につきませんし、収入源を増やすにあたっても試行錯誤が重要になります。実際に使ったり稼いだりすることで、マネーリテラシーを自分のものにすることができるのです。
払った額以上の効果がある
お金の教養を身につけるうえでは、お金をある程度使うことが欠かせません。
勉強するための本を買うのにお金は必要ですし、買い物で実践するのにもお金は必要です。ときには授業料として痛い出費を強いられることもあるでしょう。笑
ただ、勉強したり実際に使ったり稼いだりといった自己投資は、使った額以上のリターンがあります。
お金のことを学んでしまえば、実際に自分でビジネスをやることが可能になります。
収入源が増えれば、それまでかけた額をあっという間に回収できるでしょう。それどころか稼いだお金を次々とお金を増やす方向に使い、収入を大きく変えることも可能です。
サイドビジネスをすることで収入が億単位で違うとなれば、やはりお金の教養を身に着けることは利回りのいい自己投資ということができるでしょう。
小さいうちから感覚的に馴染んでおけば、より早い段階から収入源を作り、お金持ちへの歩みをはじめることができます。
趣味と組み合わせることでより効果を発揮する
お金の教養を身につけることは有効な自己投資なのですが、好きなことで生きていくヒントにもなるわけです。
お金のことを知ればどうやってマネタイズできるかを考えられるようになり、自分の理想とする人生を実現することにもつながります。
自分の好きなことの知識だけでは消費者で終わってしまい、好きなことで生きていくなんてとてもできません。
ところがお金の知識があるとなると話は別で、自分の好きなことや得意なことをどうマネタイズするかを考えるようになり、「好きなことで生きていく」のも不可能ではなくなります。
お金が好きというのはそれだけでお得な性格ですし、お金以外の趣味と結びつけば後悔のない人生を送れます。
お金の教養というのはじぶんの理想とする生き方を実現し、人生を有意義なものにしてくれるのです。
まとめ
日本にはお金そのものが卑しいという風潮があり、お金について学ぶことすらタブーとされます。
しかしながらお金の教養には人生を変えるほどの力があり、理想とする生き方を実現してくれるのもお金です。
お金のことを趣味や習いごとのレベルでできるというのはそれだけ障壁が低いということであり、お金というものを特別視しなくて済みます。
お金を特別視し、異世界のものとして扱うからこそうまく扱えないのであって、慣れ親しんだものとして認識できれば卑しいという思いもなく扱えるのです。
子供の頃にお金の教養を身に着け、若いうちからチャンスを見つけては稼ぎ、財産のみならず教養も子供に受け継いでいく。
お金のことを進んで学べるというのはメリットだらけであり、よりよい家庭、よりよい人生を実現するにあたり、大きなアドバンテージとなります。
P.S.
お金の教養を身につけるにあたっては、こちらの書籍が参考になります。
学校では教えてくれないあれやこれがたくさん書いてあり、お金のことのみならず人脈の作り方、時間の大切さについても詳しく書かれています。お金の教養を身につけるための本としてはかなりオススメです!