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仕事が出来る人は善悪ではなく損得で判断する 善悪は結果を出してから

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結果を出せる人は損得で行動する。
もしあなたがデキる人になりたいのであれば、自分の仕事に対しては正義を持ち込まないというのを意識するといいでしょう。

いつも一定以上の成果を出すデキる人は、善悪ではなく損得で動きます。

大勢の人はデキる人に対して優しいという見方をしていますが、現実にはそうではなかったりするもの。
コンスタントに結果を出せる裏には結果に対する誠実さがあります。結果が大切という認識があるからこそ損得で動きますし、結果をコンスタントに出せるのです。

デキる人、優秀な人が優しい人であるという思い込みがあるのなら、少々疑ってかかるべきでしょう。デキる人は結果を出すために人を動かしますし、人を動かしたいからこそ優しい人を演じます。

そして優しい人を演じるときもあれば、孤独に打ち込むことも。デキる人は結果を出すために合理主義で動き、そこに正義だとか善悪だとかはありません。

 

目次

 

結果を出す人は正義を持ち込まない

安定して結果を出せる人たちに共通する性質として、正義にこだわらないというのがあります。
コンスタントに結果を出せる要因として「結果を出しやすい方法でやる」というのがあり、自分のやり方やべき論に固執することはありません。

結果を出すような人は見えないところで苦労していますし、プライドなんてあったものではない。ピンチを打開するためなら何でもしますし、陰で死ぬほど勉強しています。

そして彼らデキる人は善悪を持ち込まず、損得だけで判断します。結果を出すためなら世間体やプライドなど捨てますし、自分の正義に固執するということはないのです。

よくテレビドラマで優秀かつ優しい人物が出てきますが、あれは「デキる人はそうであってほしい」という幻想に答えたもの。実際にはデキる人は冷徹であることも多く、熱血漢が大成功というのはサクセスストーリーでしかありません。

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抜け駆けはデキる人にとって常識

デキる人にとっては結果が全て。そのためデキる人は抜け駆けすらも躊躇せず実行します。

たとえば仕事にも

  • 誰かがやっておけばよく、自分でなくてもいい仕事
  • 自分にとって重要で、成果や評価に直結する仕事

のように2種類あり、「自分にとって重要か重要でないのか」に分けることができます。

デキる人はひたすら自分にとって重要な仕事に時間を使い、誰かがやっておけばいい仕事には時間を使いません。
周囲がうるさかったりすれば別室で作業しますし、それが抜け駆けだろうと躊躇することはないのです。

結果を出す人が抜け駆けするというのは、結果に対する誠実さから考えれば容易にわかること。

結果を出す、結果を最大化するにあたっては時間の確保が欠かせませんし、誰にでもできるような仕事はそれなりの人に任せておけばいいのです。

だからデキる人は抜け駆けもしますし、その一方で優しい人を演じたりもします。所詮は結果を出すための道化であり、そこにべき論はありません。

 

デキない人たちは善悪で判断する

逆に、結果を出せない人たちは善悪で動いたり、「この仕事はこうであるべきだ」というべき論にとらわれてしまいます。
時間の使い方についても無頓着で、いつも八方美人になろうとするもの。自分にとって重要でない人との付き合いにも時間を使ってしまいます。

デキない人は「仕事と友達付き合い、どっちが大事?」と聞かれたら後者を取ります。結果を出したければ前者を取らなければならないのですが、多くの人が情や世間体を気にして時間をムダ遣いしてしまうのです。

セールスについてもデキる人は結果を重視し、重要な顧客に優先して時間を使います。
重要でない顧客とは早々にやりとりを終わらせてしまい、時間を節約。また自分の扱う商品について自信を持っていますし、「顧客を騙してしまうかもしれない」という考えもありません。

結果を出せない人に共通するのは、善悪や正義を判断の基準にしてしまっていること。それらの判断基準は結果を担保するわけではありませんし、そもそも人によって基準がちがいます。

デキない人は正義や善悪についてばかり議論し、結果につながることからは逃げてしまいがち。いちばん重要なところと向き合わないため、結果が出ないのも当然のことなのです。

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結果につながらないものは全力で無視

デキる人が正義や道徳、善悪を持ち込まないのは、それらが結果に結びつかないのを理解しているからです。

善悪について論争しても時間のムダですし、結果につながるということもありません。

結果を出すにあたっては結果に結びつくことに優先して時間を使い、つまらない論争には時間を使わない。
デキる人はくだらない論争が結果につながらないというのを知っていますし、余計な争いをしようともしません。

あなたが過去に何らかの目標に向かって努力したとき、方法論が議論されたことはなかったしょうか?テストあれば過去問の善悪だったり、部活動であれば練習のやり方だったり。

そしてそのような善悪論やべき論が結果に貢献したことがあったでしょうか?おそらくは貢献せず、結局はやるべきことを淡々とこなしているだけのほうが結果が出たはずです。

批判の9割はゴミだというように、善悪に関する議論の大半は無意味です。

方法論について語っているヒマがあったら、結果を出すために淡々と打ち込む。方法論や善悪は無視して、結果が出やすいやり方でひたすら作業ゲー。それで問題ありません。

 

正義は十分に結果を出してから

そもそもの話、正義や善悪、べき論というのは十分に結果を出した人のためのもの。いわゆる消費物で、結果を出した人に与えられる特権です。

よく投資の話では「コップに貯まった水は飲まず、溢れてくる水だけを舐めて我慢する」みたいな話が出てきますが、善悪に関する議論もこれと同じと考えていいでしょう。

結果を出すことを優先し、ひたすら時間を投じる。ちょっとぐらい結果が出た段階でも、善悪にこだわるのは我慢。十分に結果を出して時間やお金ができてから、方法論について議論する。

映画『マルサの女』の名言を時間について応用すると、このような感じになります。時間を作るために時間を投資し、十分に時間を作ってから溢れてくる時間でことの善悪を議論するのです。

 

最初は結果がすべてで問題ない

上記のことを結果の出ていない時期にあてはめて考えれば、「最初は結果がすべてで問題ない」ということになります。
善悪を議論したければまずは結果を出すことが先で、善悪にこだわるのは十分に結果を出してからでも問題ないのです。

仕事のやり方がどうのこうの、やり方の道徳性がどうといった話はよく出てきますが、結果が出ていないうちはそれらを気にしなくても大丈夫。善悪や方法論の議論というのは、結果を出しまくった人のみが可能な消費です。

デキる人で善悪を論じている人は、もれなく結果を出しているはずです。
もし自分のプロフェッショナルで善悪についての論争があったのなら論争している人を見てみるといいでしょう。議論している人の大半は「その他大勢」なはずです。

 

なりたい自分を実現するために結果を出す

ただ、何のメリットもなしに結果だけを追い求めるというのは楽ではありません。
結果を追求するにあたっては「将来なりたい自分になるために、今苦労して結果を出す」と考えるとやりやすいです。

善悪を議論するデキない人は投資と消費の順番が逆で、善悪に関する議論という「消費」が先に来ています。

消費し尽くしたリソースは微量で、それで投資をしても得られるリターンも少量。目先の欲求を優先してしまい、本当になりたい自分を実現できないのです。

仕事のやり方に不満があるのなら、結果を出してお金なり権利なりを手にしてしまう。
それこそが現状を変えるための最高の方法であり、善悪を追求するために必要なことです。

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まとめ

デキる人が善悪ではなく結果を重視するのは、善悪に関する議論が非生産的だからです。
結果を出すうえでは結果がどうなるかが重要であり、善悪を議論するのはムダでしかありません。

もしあなたが方法論や道徳面で不満があるのなら、まずはデキる人になって結果を出すべきです。善悪の議論は消費ですし、結果を出して引退してからでも遅くはありません。

善悪の議論とはある意味夢を語っているようなもので、なりたい自分について他人に話しているのと同じ。
なりたい自分はお金を十分に稼いでからという話と一緒で、善悪にこだわりたければ、まずはデキる人になって結果を出すべきなのです。

 

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