ここ最近、18歳の起業家が話題になっています。
レールを外れることの是非、Web上でのキャラについて色々と記事が上がっており、ここまで話題になるのもめずらしいです。
もし彼が本当にビジネスをはじめて稼ぐのであれば、お金の知識がつくという点で大きく成長できるでしょう。
18歳という早い段階からお金を動かす、お金を稼ぐということ覚えられれば、その後の人生を安全かつ豊かなものにさせられます。
お金の面で教養があれば、よくわからない選択肢を掴まされることもありません。
よくわからない会社で消耗することはなく、それどころか自分の得意なフィールドを探すことすらも可能。
18歳という年齢でお金のことを知れるのは、それだけ人生をムダにしなくて済むということなのです。
目次
早いうちからお金に慣れるべき
世の中には高校生ぐらいの年齢から、もっと視野を広げれば子供の年齢からビジネスをはじめるひとも存在します。
ビジネスをやるということはお金を動かすということにほかならず、マネーリテラシーやお金の教養を身につくという点でメリットが大きいです。
普通の人生を送っていればマネーリテラシーがつくこともありませんし、時間を切り売りしてお金をもらうだけで一生を終えます。
それが悪いわけではないのですが、マネーリテラシーがつくことで世の中の仕組みがわかりますし、何より稼ぎ方を覚えられるという点は見逃せないでしょう。
18歳という年齢で稼ぐことを覚えられれば、就職以外の生き方も頭の中に入ってくるわけです。
就職というものを客観的に見れるようになりますし、レールの外がどういうものかまで勉強できます。
つまるところ、若いうちからマネーリテラシーがつくことの大きなメリットとしては、自分の得意で生きることが可能になるのです。お金の教養を身につけることが人生をよりよくするといっても過言ではありません。
若い時間をムダにしない
日本では置かれた場所で咲くことがさも美徳であるかのように語られます。
たしかにそのような考え方もありでしょう。しかしながら置かれた場所が自分の苦手である場合、得意で結果を出せるチャンスが失われてしまうわけです。
多くのひとが「自分の得意で頑張りたい」「今の状況を変えたい」といいながらも、周囲の圧力や変化に対するおそれから状況を変えられません。
たとえ若くて心身ともにいい時期であっても、置かれた場所で咲かなければという思いから、貴重な時間をムダにしてしまうのです。
多くのひとは自分の苦手なフィールドであっても、置かれた状況で咲こうとします。
そうして結果が出ないまま、時間が過ぎていくばかり。結果が出にくいフィールドにわざわざ自分を閉じ込めてしまいます。
その点、お金や経営の知識、情報リテラシーがあれば、自分の苦手なフィールドに留まるということもありません。
そもそもの情報の量がちがうので「自分はどの領域が得意or苦手だ」というのがわかりますし、経営者やマーケティング担当の考えまでわかるわけです。
若いときからお金稼ぎをするというのは、お金や情報に対するリテラシーを上げ、経営者と同じ言語で会話できるということ。
自分の苦手なフィールドに留まるということもありませんし、そもそも泥沼そのものをも回避できます。それどころか自分の得意で結果を出し続けることも可能です。
お金の教養こそが安全のカギ
お金稼ぎや独立・起業の話題になると、レールに乗ることのよさが話題になります。
そうして独立賛成派の意見そのものが叩かれ、議論がフェードアウトしていくのはいつものことです。
レールを外れるのは危険で、就職以外の生き方がありえないというのが多数派の意見。
多くのひとにとって、レールの上は100%安定というものなのです。
しかしながら、レールの上は一見して安全なように見えますが、実際にはそうとは限りません。
東大卒、電通というキーワードを見れば、将来安泰にしか見えないでしょう。
たしかに収入面や会社の潰れなさを考えれば、大企業という選択肢は安定そのものです。
しかしながら安定という言葉が語られる時には、内部事情が考慮されないことがほとんど。
一般的に言う「安定」とは収入面の要素がほとんどで、心や体を壊すことについては触れられません。
大企業の名前を聞き、周囲は安定とばかり言ってきます。
それは大企業や安定という言葉をぼんやりとしか捉えていないからであり、体が壊れるほどの激務だろうと精神的にキツすぎる環境だろうと、周囲からすればどうでもいいことなのです。
心身が壊れることまで視野に入れれば、世の中には安定というものは存在しません。
安定なように見えても、実際には精神的に潰れる、体を壊すというアクシデントが隠れています。
そして、稼ぐ力があれば選択肢を増やすことができます。
選択肢が増えることで心身が潰れない選択肢を選ぶことも可能ですし、稼ぎ方をわかっていれば収入源を増やすことも可能。
心身壊れない生き方まで考えるのであれば、お金の教養を身につけるのが安全といえるでしょう。
稼ぎ方がわかれば選択肢が増え、よくわからない選択肢をつかまされるということも回避できます。
安全と安心を勘違いしてはいけない
安定という言葉が語られる場面では、しばしば安全と安心が混同されます。
レールの上は一見して安定、すなわち安心なように見えるでしょう。
しかし上記のニュース記事のようなことがないとも限りませんし、
- 心身が壊れる
- 自分の持っているスキルの価値がなくなる
ことまで考えれば、レールの上が100%「安全」だとはいえません。
一般に安定と言われるレールの上でも、自分が潰れるリスクまでは考慮されていない、つまり安全というレベルまでは考えられていないわけです。
そのうえどういう選択肢が「安全」かまで言われることはなく、選択する側が安心できるような情報しか流れてこない。
本当の安全とは、自分で探すものなのです。
安全な選択肢を探すにあたり、マネーリテラシーや情報リテラシーが役に立つのは自明でしょう。
そういう意味で、若いうちからお金の知識を付けておいたほうがいいのです。18歳からの商売がためになるのはいうまでもありません。
まとめ
レールを外れることがさも危険なように語られる世の中ですが、危険とはどういう意味なのか、安定とはどういうものなのかが語られることはまずありません。
結局はどういう環境にいるのであっても稼ぐスキルや自分の市場価値を高めることが大切で、安定したレールそのものが幻想なのです。
お金の教養は、稼ぐ力をつけるうえでは必須です。
お金に関する話を理解し、専門的な知識と結びつくことで、安全な選択をすることが可能になります。
話題の18歳起業家は、本気でビジネスに取り組めば稼ぐ力を身につけ、場合によっては大成功するかもしれません。
どういう結果になるのかは本人次第。これからに期待です。