デキる人になるには、時間泥棒を回避する能力も重要です。
優秀な人がどのような時間の使い方をしているかといえば、重要な仕事や人間に対して優先的に時間を割いています。
それほど重要でないこと、くだらない雑談にかける時間は最小化し、自分の使える時間を最適化。リソースを割くべきところに投入し、結果を最適化する。
結果を出す人はこれを当たり前のように行っており、時間泥棒の回避が上手です。
目次
時間厳守は誠実さの証拠
遅刻を平気でする人。
躊躇なく予定をドタキャンする人。
これらの人種は、相手の時間を奪っているということに気づくことすらありません。
俗に時間泥棒と呼ばれる人と付き合っていては、あなたは自分の時間をただただ奪われるばかり。結果としてやりたいこと、やるべきことをするための時間がなくなります。
もしあなたがずば抜けた結果を出したい、時間を有効活用したいのであれば、時間泥棒との付き合いは避けるべきです。
あなた自身の時間が奪われるばかりか、時間泥棒するクセが移ってしまいます。
デキる人は時間の大切さや集中力のパワーをよく理解していて、邪魔が入るのを徹底して嫌います。
自分の時間を奪うようなひととは距離を置きますし、時間帯効率を下げる要素も徹底的に潰すものです。
仕事のパフォーマンスを上げるには、自分の時間を最大化するのが手っ取り早い。
優秀な人がなぜ優秀なのかといえば、自分の時間を確保しているから。時間を奪われる原因から離れることで、彼らはずば抜けた結果を出しているのです。
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デキないひとは時間に無頓着
逆に、結果をあまり出せない人は時間に対する感覚がルーズです。
時間に余裕をもって仕事をこなすということはありませんし、普段から時間をむだ遣いしています。
傷を舐め合う飲み会、どうでもいいひととの付き合い、etc…
結果を出せない人は時間を有効活用しようとも思いませんし、優先順位という言葉すら見当たりません。
本当に時間を有効活用しようと思えば、生活全体が優先順位を意識したものになるでしょう。
くだらない飲み会で傷の舐め合いをしているヒマはありませんし、付き合う人も自然と限定されてくるはずです。
時間泥棒の空気から脱出せよ
時間を大切に扱えば、デキる人に近づける。
時間を大切にできなければ、延々とその他大多数で終わってしまう。
時間泥棒と付き合うというのは、あなた自身が結果を出せなくなるということです。
遅刻癖がついたりすればあなたへの評価は当然のように下がりますし、時間の大切さを感じられなくなったらだらけてしまうこと必至。
時間を奪う人間との付き合いは、よっぽど技術面で優れていたりする以外はありえません。
遅刻が普通となっているコミュニティ、時間への関心が薄い人との付き合い、etc…
結果を出せる人間になりたければ時間にシビアになることは必須で、時間を尊いと思う人付き合うべきです。
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重要なひととの時間を優先する
時間泥棒から距離をおき、自分にとって必要な人との時間を最大化する。
デキる人になるにはこれをストイックに実行するだけでよく、あなたは付き合うべき人間とだけ付き合っていればいいのです。
ここでいう付き合うべき人というのは
- 仕事をするうえで重要な人物
- あなたを成長させてくれるメンター
というもので、これらのひとと意識的に付き合うかどうかでその後の成長具合も変わってきます。
優秀なひとは自分を高めてくれる人が誰かをしっかりと認識しており、重要な人間との付き合いに時間を集中させます。
対してデキない人は付き合う人間に優先順位がなく、重要な人間が誰かすらわからなかったりします。
デキるデキないの能力差はそこまでなかったりするもので、どこで差がつくかといえば時間の使い方。時間が限られたものである以上、付き合う人を選ぶのはデキる人への第一歩です。
優秀な営業マンの時間の使い方
営業というものにはデキる人になるためのエッセンスが詰まっており、時間についてのノウハウは特に質がいいです。
デキる営業マンの行動には、あなた自身がデキる人間になるためのヒントが隠されています。
優秀な営業マンについては量をこなすだの色々と話が飛び交い、検索してもさまざまなノウハウが出てきます。
その中でも、顧客を選んでいる点は見逃せないでしょう。デキる営業マンは、自分にとって重要な顧客との時間をきちんと確保しているのです。
一見すると、優秀な営業マンはひたすら量をこなし、クロージング技術でコンバージョンしていると考えてしまうでしょう。
実際「営業 コツ」あたりで検索すると、いかにもありそうな「デキる営業マン像」がそこらじゅうに書かれています。
しかしながら実態は違っていて、コンバージョン率が高い顧客に優先して時間を投入しているもの。
マーケティングで集まってきた顧客からさらに顧客を絞り、残った顧客に時間を割いているのです。
このような「相手を選ぶ」という立ち回りは、デキる人になるには欠かせません。
自分にとってどうでもいい相手に時間を使っていては、重要な人との時間が足りなくなります。
八方美人が損する理由のひとつもこれで、自分のことに時間を使えないというのは思いのほかデメリットが大きいのです。
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人間関係のミニマリストは強い
付き合う人を選ぶのは、人間関係のミニマリストということもできます。
あなたにとって重要な人間というのは、実は普段付き合っているうちの2割しかいなかったりするものです。
人付き合いを極力避け、重要な人物とのみ付き合うようにする。
自分にとってどうでもいい人とは距離を置いてしまい、予定を聞かれても忙しいアピールするだけ。
これを愚直に実行することで、あなたが付き合う人間の数はかなり絞られるでしょう。
人間関係というのは大きすぎてもダメで、ポイントを押さえて最小限というのが重要です。
人間関係のミニマリスト・断捨離は、やり方さえ間違わなければ問題ありません。
人間関係の断捨離NGはしばしば話題になりますが、実際には付き合う人に優先順位をつけ、重要な人に時間を使うべきなのです。
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時間は限られている
どんな人にでも時間は平等に24時間与えられていますが、これは言い換えれば、どんなに優秀でも24時間しか使えないということです。
仕事の時間に関して言えば、8時間程度の時間しか1日に使えないということになります。
もちろん、残業をして仕事の時間を増やすことは可能ですが、人がいる・いないを考えた場合、時間の有限性は意識すべき。
とくにエグゼクティヴになるほど、関われる時間は少ないです。
時間は限られている。
だからこそ時間泥棒は徹底して嫌うべきで、時間の密度を上げるために、優先順位をつけて話す相手を選ぶべきなのです。
限られた時間を時間泥棒のために使うか?
1日に使える時間が限られているのに、わざわざ時間をムダにするような人に優先して時間を使いますか?
時間は限られていますし、時間泥棒に時間を使ってしまうというのは、それだけ時間をドブに捨てているということです。
「イヤな人に見られたくないから」という理由で、人に関わっている時間はあるのでしょうか?
むしろ時間が限られていることに関してはあなたも本能レベルで理解しているはずで、その時間をどうでもいい人のためには使いたくないと考えているはずです。
もし時間が限られているのに「時間を奪われている」と感じているのなら、忙しいフリをするなど、何らかの対策は講じるべき。
時間泥棒を感じたら即座に対応するのが、自分の時間を守るうえでの基本です。
まとめ
付き合うべき人間を早めに見極め、自分にとって重要な人とだけ付き合う。
遅刻を平気でしてくるような時間泥棒はニフラム。
結果を出せる人と出せない人の差は時間の使い方にあるといっても過言ではなく、優先順位を意識して時間を使うことが突出した結果を実現するのです。
普段は禁句の忙しいアピールも、時間泥棒の回避には驚くほど効果を発揮してくれるでしょう。
面倒な人に対しては忙しいと言っておき、重要な人に対してはいつでも時間を使えるようにしておくというのが結果を出しやすい体質につながります。