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運のよさに対する考え方 努力と成功はどう捉えればよいか

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どんなことをするにせよ、運のよさというのは絡んできます。
能力があっても最後には運ですし、成功しやすいやり方や体質があるのは否定できません。
成功するしないはある程度プロセスによってコントロールできますが、できない部分があるのも事実。
そのようなどうしようもない部分については、自分で考えをもっておけば落ち着いて事に当たれます。

結論からいえば、「残るは運だけ」というようにする。
人事を尽くして天命を待つというように、やれることをすべてやり、あとはコントロール出来ない部分だけにするぐらいであれば、しっかりと準備をしないときよりもかなり成功しやすいです。

 

どんなに頑張っても最後は運。
これは事実ですが、成功する確率を上げることは可能です。

精一杯やれることをやる。
うまくいったときの自分を再現する。
これらを意識し労働量を増やすことによって、成功する確率はかなり上がります。
何の準備もしなければほとんど成功しませんが、一生懸命に対策をすれば50パーセントぐらいまでは確率を上げられるでしょう。
ものによって変わってきますが、緻密な分析と作業をくりかえすことにより確率そのものを上げられます。

逆に、残りの部分についてはどうしようもないと考えるしかないでしょう。
どんなに努力したところで失敗するときはしますし、必ず成功するという保証はありません。
あなたがどんなに努力したところで、本番で体調不良が起きてみたり、何かを忘れるということだってあるのです。

努力がすべて報われるというわけではありませんが、努力は成功のための必要条件です。
努力しなければ成功することもないが、努力すれば成功するかもしれない。
だからこそ成功が褒め称えられるのであって、チャレンジすることそのものには何の価値もないのです。

 

残るは運だけにしておく

チャレンジするにあたり、あなたがやれることはひとつ。
「あとは運次第」というところまで努力することです。

必死で努力しても失敗することはあります。
しかし努力することで成功しやすくなりますし、また日ごろから準備していないとせっかくチャンスがやってきても生かせません。

準備がないとそもそもチャンスがやってきたこと自体に気づけないでしょう。
チャンスはそこら中に転がっていますが、探そうとしなければ見つかることもありません。
必死にネタ探ししているひとが情報をうまくフィルタリングできるのと同様、常に目を光らせておかないとチャンスを見つけられない。
チャンスがほしければ、情報収集の段階から気を抜けません。

またいざチャンスが訪れたとしても、それに向けた準備をしていないと生かせません。
チャンスといっても必ず成功するものはまずなくて、いい組み合わせや流れだったりとある程度の挑戦は必須です。
濡れ手に栗のようなチャンスなんて普通は舞い込んできませんので、最低限アンテナを張っておく程度。
チャンスがやってきたときのために日頃から努力しておくというのが基本です。

残るは運というぐらいまでやれれば、チャンスを発掘することも可能でしょう。
オイシイ話なんて探さないとなくて、自分に持ち込まれるなんてのはめずらしいです。

 

なぜ好きなことをやった方がいいのか

チャンスに対する準備は、なぜ好きなことをやった方がいいのかということにも応用できます。

結論からいえば、好きでできることじゃないと準備自体がやっていられません。
心からやりたいと感じることに取り組むメリットのひとつはそれで、努力を努力と感じないほどのものであれば準備をすることも容易です。
逆に自分が嫌いなものであればチャンスに備えて準備すること自体が負担ですし、そもそも最低限のことしかやろうとしない。
好きなことに取り組むことで努力している感覚はなくなりますし、またチャンスが見つかりやすくなります。

チャンスに備えて毎日活動というのは、好きじゃないとやってられません。
ここらへんはスポーツをやっていると顕著です。
年に一度の大会に向けて、毎日毎日練習する。こういうのは好きじゃないとできないでしょう。
そのような準備をすることで、大会で優勝することができる「かも」しれないのです。

ホント、準備そのものはわずかな期間のためなわけです。
しかしそのわずかな期間のために年単位で努力する必要があります。
部活動なんかその極みで、たった数日のために1年間を費やします。
受験勉強も同じようなもので、1日2日のために毎日相当な量を勉強する。
学生っておそろしいですね。笑

チャンスがやってきたら、全力でリソースをぶちこむ。
そのために日々やれることはやっておくべきですし、そもそも好きじゃないと準備すらやる気にならない。
こんな感じで、好きなことに打ち込むべき理由というのがなんとなくでもおわかりいただけたでしょうか。
好きなことじゃないと準備がまず続きませんし、準備しなければせっかくいい条件がととのっても生かせないのです。

 

致命傷は避ける

チャンスを生かすに向けては、致命傷を避けるというのをお忘れなく。
致命的なダメージを避けることで、何回もチャレンジすることが可能になります。

運による部分が大きいとはいえ、何回も挑戦することによって成功しやすくなるのはあります。
努力することで半分ぐらいの成功になる場合、1回だけでなく2回3回と挑戦し続けることで成功しやすくなるのが感覚的にわかるでしょう。
ただ、その1回に賭けるからといって後遺症が残るほどのことをしてしまっては、失敗したときのダメージは計り知れません。
それによって2度とチャレンジできないとかなったら笑えません。

ここらへんの加減はむずかしいですけど、意識的に行わないと成功が逃げていきます。
チャレンジできる回数を増やすという考え方は大切で、回数が増えるだけで単純に成功する確率は上がります。
またくりかえすことによって本番での立ち回りが理解でき、それがまた成功する確率を上げる。
くりかえすうちに成功するためのノウハウが身につくわけです。

成功するためのノウハウを身につけるには、ひたすらチャレンジするしかありません。
本番での立ち回りは何回もステージに立って覚えるしかなくて、ステージに立つ回数を増やせというのはそういうことです。
成功や失敗をあとになって客観的に観察するのは簡単ですが、本番におけるリアルタイムでどうすればよいかというのは場数を踏んで覚えるしかありません。
そして場数を踏めるようにするには回数をこなすことになり、継続してチャレンジできるということが条件になります。

継続したチャレンジというのはあんまり語られませんが、結構重要な部分です。
チャレンジし続けられるというのはそれだけ成功しやすくなるということであり、そのための土壌を守ることにも意味はあります。
創作活動で成功したければ時間や思考回路という土壌を守る必要がありますし、スポーツで成功したければ時間や体という資本を確保する必要がある。
後処理というのは最低限考えておいたほうがよくて、チャレンジを続けられるだけのものを持ててようやく全力で取り組めるのです。

 

まとめ

「あのひとは運がよかったから成功した」
たしかに成功に運のよさが関係するのは事実です。
しかしその裏にはかなりのハードワークがあるわけで、成功者がそれを積極的に表に出すことはほとんどありません。
成功のカギというのはそのような見えない部分にこそあるわけで、成功につながるところを取りこぼさないというのは基本中の基本です。

運のよさを気にしているヒマがあったら、その分の時間を準備に充てましょう。
そのちょっとしたことが積み重なることによって成功する確率はあがりますし、むしろその小さい部分で差が出ることも否定できません。
成功者がたまにいう「まわりよりちょっとだけ多く努力しろ」というのはそれで、それが最終的な結果を左右する。
成功には操作できない運が伴いますが、チャンスがきたときのための準備はできるはず。コントロールできる部分については全力で取り組み、あとは運を天に任せるだけです。

 

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