最近話題の舛添さん。
ここまで続くのも政治のニュースならではといったところでしょう。
ブロガーがこれほど話題になれれば、知名度を活かして色々できそう。笑
クソコラもあり、エンタメとしてこれほど強いのもなかなかありません。
さて、舛添さんが叩かれている現状ですが、ここでひとつ質問をします。
もしあなたが舛添さんだったら、お金をどのように使っていましたか?
一連の流れにはさまざまなキーワードがあり、細かく見ていくとかなり勉強になるでしょう。
ただそれをやっていると時間がなさすぎるので、ここでは質問と考え方をざっくりとした感じで書いていきます。
わかりやすいキーワードから拾っていけば
- 経費
- 税金
- 特権階級
あたりが拾えるはず。
これらのキーワードについて、どれかひとつでもいいので自分で1記事書いてみるといいでしょう。
ここでは考え方の例を簡単に書きます。
自腹で買うことの重要性
経費について。
舛添さんのやったことは、プライベートな支出を経費で落とすというアレです。公私混同。
お金の使い道に関するルールそのものはザルであり、違法性について議論したらいつまでたっても終わりません。
しかしながら、そのような論争ごっこ(笑)で済むならまだいい方。
問題は別の所にもあります。
経費で落とす、自腹で買わないというのは、金銭感覚のマヒにつながるという致命的な欠点を持つのです。
自腹で買うのと人のお金で買うのとでは、あまりにもちがいすぎます。
他人のお金で買い物をしていては自身の金銭感覚に狂いが生じてしまい、商品の本当の価値をわからなくなってしまうもの。
モノやサービスの価値なんて自分でお金を出さない限りはわかりません。
自分が買おうとしているものについて、その値段は妥当か。
自分は何に対してお金を出しているのか。
自腹で買うクセがついていれば、これらの問に対してスラスラと答えられることでしょう。
逆にこういうのに簡単に答えられないというのは、金銭感覚がマヒしている証拠。
消費生活のどこかに問題があるので見なおすべきです。
モノの本当の価値を知れば、下手な買い物をしなくなる。
しかしそれにはまずお金が必要で、自腹で買うことを覚えなければならない。
自分のお金で買わないというのはそれだけ価値を知れないということにつながりますので、かなり注意すべき点です。
人のカネは大切に使え
税金について。
自分でモノを売ったりして稼いだお金であれば、いくら使おうが勝手。
自分の財布なので、使い道は違法でないかぎりなんでもおk.
一晩で何百万使おうが自由。パートナーの物乞いなんて知ったこっちゃない。
しかし公費を消費に使うというのはいかがなものでしょう。
まちがってもやっちゃダメなことです。
ちょっと関係性はズレますが、「奨学金で彼女にプレゼント買ったよ!」みたいなもの。
使い道としては褒められたものではありません。
自分たちが汗水たらして稼いだお金が、本質的にまちがった使い方をされたらどうでしょう。この上なくイラッときますよね。
当然のことながら、奨学金で車を買うようなひとは舛添さんを叩けません。
舛添さんを叩くのは自分自身を否定するのと同じことです。
たとえ給付型であったとしても、そのお金は学問のために使うべき。
それを消費にまわすというのは本質的にまちがっています。
頑張るひとのためにわざわざみんなが出してくれたお金ですから、そのお金は大切に使いましょう。
特権階級についてどう考えるか
特権階級について。
特権というものに対して、あなたは何を思いますか?
自分が多少不正をしても許されるという点に目がいった場合、注意が必要です。
有名人なら何でも許されるという考え方を捨てられないと、資本主義で活躍するというのはむずかしいでしょう。
あなたにとって特権とは、不正行為を見逃してもらえる程度のものなのですか?
その程度のものではお金を稼ぐことまでやれるはずがありません。目標が低すぎます。
資本主義で活躍しようものなら、そのようなケチくさ~い人間ではダメ。
もっとデカいものを見ないと、不正を許されることそのものが目的化してしまい、稼ぐなんてことは不可能です。
資本主義で重要なのはお金。不正を見逃すなんてのは社会主義集団で勝手にやっててください。笑
不正行為をしても許される、許されるようにルールを作れることが特権だとしたら、今一度見なおしたほうがいいでしょう。
あなたは何のために生きているんでしょうか。不正行為を許されるために生きているわけではありませんよね。
まとめ
キーワードを抽出して、大ざっぱに書いてみました。
もしあなたが公的なお金を自由に使える特権階級にいるとしたら、あなたはどのように使うでしょうか?
まちがっても経費で落とすなんてことはしませんよね。人のお金で消費するなんて庶民の考え方です。
長期間話題になるものについては、それだけ考察できるポイントが多いです。
政治のニュースは言わずもがな、芸能のニュースも考察のポイントが結構あります。
考えるうえではお金や信用というものが大活躍することでしょう。
ためしによく知っているものに対して使ってみると、さまざまなものが見えてくるはずです。
※補足
ここに書いてあることは、あくまでも考え方の一例です。当然他にも考え方はあります。
特に共同体的な視点から考えれば、これらとは異なる部分も結構でてくるはず。
正解はありませんが、かといって思考停止になってしまってもいけません。