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勉強のカギは出会いと素直さ 勉強もある意味で運ゲー

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勉強においては素直さが大事というのはよく言われますが、学問との出会いについてはあまり語られません。
しかしながら、自分の役に立つ学問と出会えるかというのもこれまた重要。
ひととの出会い同様、学問にも出会いというのは存在し、時として思考回路を変え人生そのものに影響をおよぼすものです。

 

勉強するうえで、教えられる内容を疑わず、とりあえず実行してみる。
たしかに、そういうのが悪いというわけではありません。むしろ必要。
ですが、そこで止まってしまっては学問のおもしろさに気づくことはないでしょう。
目の前にある学問が大事な一方で、新しい知識を探すというのも欠かせません。

学問のおもしろさがどこに生きるかといえば、ズバリ自己投資。
自己投資に抵抗がなくなるような学問と出会えれば、正のサイクルに突入できます。
勉強が主な目的となることにはさすがに問題がありますが、勉強へのポジティヴな姿勢が成長を加速させるのも事実。
おもしろいと思えるような学問との出会いを増やすのは、そのまま自分の能力向上につながります。

もっとも代表的なのが経済学や経営学といった、「一見して意識高そうな」学問。
SWOTだとかマネジメントだとか出てくるとアレルギーを示すひとは多いでしょう。
しかしそれらの学問は噛み砕けばとても大学レベルとはいえないようなもので、身の回りにあるさまざまなもので説明できたりします。
そしてそのような学問および知識こそが自由を実現するのですが、多くのひとがその便利さに気づけないままスルーしてしまいます。

さらにいえば、経済学や経営学というのは出会いそのものも限られています。
通常わたしたちが「勉強」だとか「学問」だとかいう場合には、むずかしい数学や英語を指す場合がほとんど。
経済などの生活絡みのものが出てくることは本当にまれで、なぜかむずかしい学問ほど出て来やすいです。

パッと見では経済や経営なんて勉強してもためにならないと思えるでしょう。
しかしそれらは必ずしも手の届かない話というわけではなく、身の回りの人間関係に応用できるものもあります。
むしろ人間関係の問題はそれらの学問を使えば解決できることが多く、言葉の意味を理解すれば「なんだ、そういうことなのか。これってアレと同じじゃん。」みたいなのが出てくるものです。

 

学問もやはり出会いが欠かせない

つまるところ、実際に役に立つ学問ほど出会いが少ないです。
役に立つ学問ほどむずかしい、意識の高い言葉で記述されるものが多いですが、それを理解できればそのまんま実生活がラクになるもの。
時間の管理、人間関係というようなものでさえ、噛み砕いて理解することをわすれなければ実生活に適用できます。

しかし残念なことに、多くのひとが出会いそのものを遠ざけ、理解しようともしないのが現実。
今では自分の欲しい情報だけを入手し、目先のこと「しか」大事にしないというのがほとんどです。
結果として話も似通ってきてしまう。
そのため学問との出会いに寛容になり、受け入れる姿勢を持てるひとというのはよりいっそうユニークかつ不可欠な人材となりうるのです。

そして、そのような学問との出会いを増やすというのは大切。
そのためには普段からさまざまな分野の情報に触れるというのが欠かせません。
手っ取り早いのは、ニュースアプリや雑誌に載っている記事についてその裏側を調べるというもの。
調べていくうちに政治経済や経営というものに必ずといっていいほどぶち当たり、それが考えるきっかけとなります。

文学を勉強しているひと、物理や化学を勉強しているひとがそのような意識高い学問を学ぶというのはムダではありません。
一見してお金儲けだとか自分には関係のない学問だとか思えることでしょう。
ですが知っておいて損にならないどころか、背景知識という点で落とし穴回避にもつながります。

たとえばエネルギー。
エネルギーといえば理系の代表的な分野のひとつですが、それには政治経済の理解が欠かせません。
いくらエネルギーを生み出す技術や原理がわかっているとはいえ、エネルギーは政治的な要素を多分に含むもの。
そこから経済の話につながることも多く、一見して関係ないニュースであっても裏側ではエネルギーの問題が関係していることも少なくないです。

ほかにも自分がやっている学問に対して自分なりの哲学を持てるので、意識高い学問を学ぶ価値はあるでしょう。
別に文系の人間が物理学や生物学を学んでもよくて、それはムダどころかいい事例を覚えることにつながります。
自分の専門外を学んでも何ら問題はなくて、そこから活用できるものをどれだけ見つけられるかがカギです。

 

当たり前だが素直さも重要

素直さというのは与えられたものに対するものという見方が一般的でしょう。
しかし目の前に現れる学問に対して背を向けないというのもこれまた素直さであり、こちらの方が人生におよぼす影響は大きいです。

政治経済や経営といった意識高い学問は、全体を俯瞰することをも可能にします。
だからこそ特定の学問を拒絶してはいけないのですが、これができないというひとは意外と多いです。
自分の専門であればアレルギー反応を示さないひとでも、いざ意識高い学問となると大半のひとが背を向けてしまう。
それはせっかくの学問との出会いをムダにしているようなもので、非常にもったいないです。

多くのひとは勉強において素直さが重要だと理解していますが、それは与えられた問題を与えられた学問で解く場合に限ってです。
広い意味での素直さはみんなが苦手とするものであり、未知の学問と出会ったときにまず受け入れてみるのができないひとは多数存在します。
そのため種々の学問に対する素直さを持てるひとはそれだけアドバンテージがあり、別の視点から問題を見てみたりということもできるのです。

もし身の回りにおもしろいアイデアを連発するひとがいたら、そのひとの行動をよく観察してみてください。
おそらく「なんでそんなものを勉強しているんだ?」と思うでしょう。
そのような「一見して関係ないように見える」ものを勉強しているから斬新な発想ができるのであって、みんなと同じように勉強していてはアイデアも似たようなものになりがち。
普通のひとが価値を見いだせなかったり、理解できないような学問を勉強しているからこそ、ユニークな発想ができるのです。

そのようなアイデア生産マシーンのようなひとは、素直さにあふれています。
たとえ目の前にある学問が初見のものだったとしても、図書館やネットでその詳細を調べ、自分なりの言葉でまとめてしまうもの。
それこそが広い意味での素直さであり、時として強い影響をおよぼすのです。

 

どちらかが欠けてはならない

結局、学問や勉強というものについては

  • 出会い
  • (広い意味での)素直さ

の2つが欠かせません。
これらを一定のライン以上で実行するというのはそこまでむずかしいことではないのですが、先入観が難易度を上げてしまっているという現実があります。

ここで言っているのは「新しいものに寛容になれ」「いいものを見つけたら使え」という、ごくありふれた内容です。
ですが先入観による影響はとてつもなく大きく、役に立たない、わけがわからないという感じから多くのひとが今まで使ってきたものにしがみつきます。
そのような感情メインの行動をとっていてはユニークな発想など出てきづらいですし、そもそも変化を楽しむということも不可能でしょう。
多くのひとができないだけに、できるひとだけがおもしろいぐらいに楽しみ、かつ結果も残せるという構図になっています。

最初のうちは、目の前にあらわれた意味不明な学問に価値を感じるのがむずかしいでしょう。
しかしいちど本質を理解することを覚えてしまえば、「これ、アレと似ているよね」というのが出てきて、以前のような先入観はなくなります。
そうして回数を重ねるうちに学問間のつながりに気づくことができ、徐々に正のサイクルが強化される。そのような変わった人物こそがおもしろい発想だったり、寡占化できる能力を得られるのです。

 

まとめ

目の前にある学問に対して、とりあえず受け入れる。
あまり詳しくない学問、未知の学問との接点を増やす。
こういうのはみんなやりたがりませんが、周囲と大きく差をつけることにつながります。

目の前にある簡単かつ利回りのいい学問に気づかず、むずかしくて用途が限定的な学問ばかりを勉強する。
なぜみんな後者ばかりを勉強するのだろうというのが、わたしとしては疑問でなりません。
日常生活の概要を記述した学問を学ぶというのは事例があり簡単なのですが、身の回りの8割、いや9割以上のひとは学ぼうとしない。

意識高い学問というのも、実際に勉強してみればおもしろんですけどね。
横文字だらけなせいか、みんな逃げていってしまいます。

 

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