先日、ノートパソコンに飲み物をこぼしてしまいました。
ノーパソと飲み物を一緒のテーブルに置いておいて、飲み物を取ろうとしたら手があらぬ方向へ()
エナジードリンクということで糖分たっぷり。キーボードがダメになったのは言うまでもありません。
幸いにもデータは無事で、動作面も問題なしといったところ。
データはとりあえずHDDにバックアップして、キーボードとマウスは外付けというようにし、なんとか普通に使えるようになりました。
この一件から学んだのは、リスク管理は身の回りからすべきということ。
ノーパソと飲み物を近くに置いておく時点でリスクだらけですし、そういうのが癖になってしまう生活というのもよろしくない。
「飲み食いするときはパソコンを寄せてから」というごく当たり前のルールを守っていれば、パソコンに飲み物をこぼすということもなかったはず。
しかしながら、生活がだらしなくなるとそのような判断ができなくなるもの。
平常時であれば飲食とネットサーフィンを分断できるものですが、生活がいっぱいいっぱいになってしまうと片付けるのが面倒になってしまいます。結果として飲み物をこぼす→後処理で消耗するというようになってしまい、当然ながらそのあいだノーパソを使用不可。
急な出費に加えて機器が使えないというのもありますが、片付けが面倒で部屋が散らかるといった状況ではそこまで気づきにくいものです。
ノーパソ以外にもデスクトップのがあったので機能停止は防げましたが、もしこれがノーパソオンリーな状況だったらと思うと恐ろしい。
テーブルの上の飲み物という、どうでもいいところではリスクを取らないべきというのを身をもって体感しました。
いらないところでのリスクというのはただのノイズであり、気付き次第速攻で排除すべきもの。
飲み物をパソコンの近くに置くというのは注意不足もあるのですが、何よりもそのようなクセを生み出してしまう原因に気づかなければならないと感じました。
ここ最近の生活はムリの嵐で、片付けすらもままならないぐらい。
そこまでいくともう異常には気づけないレベルで、「Xデーはある日突然やってくる」みたいなことになります。
そしてそのXデーとやらが、パソコンに飲み物をこぼすというもの。
周囲からすればすぐに気づけるであろうことですが、本人視点ではなかなかに気づけません。
リスク管理は身の回りから
リスク管理は本当に身近なところから行えます。
パソコンの近くに飲み物を置かないというのはリスク除去の一例ですし、また時間の使い方に余裕をもつというのもこれまたリスク除去です。
「○時間集中して作業する」みたいなのはかなり効果的で、生活にゆとりを持たせるという点で有効。
ちょっと崩れただけで雪崩を起こすような物の配置および生活というのは、気づくうちに修正すべきです。
パソコン以外の例でいえば、満員電車に乗らない(痴漢冤罪や病気の防止)、車ではなく自転車で移動というのが代表的。他にも食費をケチらないなど、やれることは多数。
しかし疲れがたまってくると、そこら辺の管理を怠ってしまいやすくなるもの。
疲れた状況でもリスク管理を徹底できるというのが一流のリスク管理であり、必要なところ以外ではリスクをとらないというのはまさにリスク管理の基礎です。
言葉では理解するのが簡単ですが、いざ実行するとなると途端に面倒に感じられることでしょう。その辺りを抜かりなくやるというのは一種の忍耐力です。
ハインリヒの法則、役立つといいのではあるが…
ただ、いくらリスク管理が重要といっても、経験がないと気づけないものも多数あることでしょう。
ちょっとした異常やヒヤリ・ハット、軽微な事故があった時点で、先を見越して対策することが欠かせません。
何回か危ないことを繰り返している場合、自分にそういうクセがあるとわかっているはず。
だとすればある程度の対策は可能で、致命傷を防ぐために対策するのが賢明です。
とはいっても、こういうのは経験しないとなかなか気づけないもの。
やれることといえば自分のやらかすパターンを把握しておき、名前が変わっても対応できるようにすることぐらい。
致命傷を回避できるだけの運、および日頃からの予防をやるしかなく、経験によるものは大きいです。
失敗しても致命傷にならないというのは、もはや完全な運でしかありません。
この部分についてはどうしようもなく、情報収集と予防策で対策はできるものの、失敗による損失については運によるものも大きいです。
自動車もクレジットカードもまずは使ってみての要素が大きく、安全な使い方というのは経験によって身につくもの。
もしそこでのリスクがイヤなのであればそれらを使わないという選択肢しかありません。
異常な生活リズムは事故発生のヒント
経験によるものが大きいとはいえ、それ以外にも対策できるものはあります。
それは異常な生活リズムに気づくということ。
自分のキャパに対してムリしすぎる生活が積み重なると、その分ミスもしやすくなります。
そのため自分のキャパと自分の現在の生活を照らし合わせるのは重要で、しくじるパターンだとわかったのならすぐに対策をしましょう。
寝不足続きはその代表例で、そのほかにも移動が多すぎる、体力的にキツいというのが続く場合には注意すべきでしょう。
それらは短期的にはそこまでのリスクにはならないでしょうが、延々と続いた場合には事故の原因になりかねません。
そのような状況では精神的に面倒くさがりになるもので、片付けるという行為ですらやらないということになりがちです。
ムリをすることに関しては、「ムリはしてもいいが、短期にとどめよ」というのがあてはまります。
異常な生活、ムリをする生活が当たり前になるとロクなことがなく、短時間集中型にパフォーマンスで負けるのもしばしばです。
長時間ダラダラやるのは考えもので、どこかで時短型に切り替える必要があります。
そしてそれが生活の余裕につながり、最終的に重大な事故を防いでくれます。
まとめ
つまるところ、リスク管理に関しては
- ムリな生活を続けない
- ムリな生活に気づき、対策をしておく
- 短時間集中を身に付ける
というのが重要です。
一回やらかしたらそこから学ぶというのも重要でしょう。
ある意味でリスク回避には洞察力もからみ、それが結果として損失を小さくするのです。
パソコンの近くに飲み物を置かないなど、リスク管理は本当に身の回りのことから行えますので、一度身の回りを見てみてはどうでしょうか。
手がすべったとき、あなたのパソコンは無事ですか?
ムリの多い生活になっていませんか?
ここらへんを見なおすだけでも問題点が色々と出てくるはずです。