高校のころから友人を見ていて思うことがあります。
それは「ぶっとんでる子は、家や親がお金持ち」ということ。
経験則として、極端なものを持つ子って、そのほとんどが「親が医者」「親がオーナー社長」というパターンです。
お金持ちの子供がぶっとんでいるのも、実は必然的だったりします。
というのも、お金持ちになるには普通のひとが思いつかないような発想が必要で、それで生きてきた人間のもとで子供が育つわけです。
そのため親の影響を強く受け、おもしろい子供になったりします。
お金持ちやその子供とつながりたいと考えているひとは、ぶっとんでいるかどうかを基準に探すといいでしょう。
ひとりポツンと浮いているあのひとも実はお金持ちの家の子だというパターンはめずらしくなく、振りきれているひとは大抵お金持ちの家で育ってたりするものです。
目次
お金持ちの子供の実態
わたしは進学校→大学というごく普通のルートを通っているわけですが、そこには「平凡」の要素がほとんど見当たりませんでした。
身の回りにいるのはどこかクセのあるひと、新しい環境に行っても知り合うのはかなり個性的なひとだったりと、普通というものがわからなくなってきます。
出席用の紙にアッー!なコピペを書いたり、目立って鈍くさかったりと、個性という面においては事欠かない。
成績は天才かゴミくずかのどちらか。トップクラスか最低ランクかの両極端。
大学においては留年もごく普通です。そこまでめずらしいことでもありません。
そして「親は何をやっているの?」と聞くと、冒頭のような答えが返ってくるわけです。
みんな極端だなぁと思いながらネットを巡回していると、いかにもなページを発見。
お金持ちの子供は、非常に優秀か、ボンクラのどちらかになることが多く、中間というものはあまりない。お金持ちの人で子供をうまく育てられる人は、独特の教育哲学を持っている。これは普通の家庭ではあまり意味のないものだったりする。
そのままですね。笑
すべてがゼロイチといっても過言ではなく、玉虫色の答えは欠片もありません。
身の回りの人間を見る限り、お金持ちの子供は極端だというのはまちがいないようです。
留年やフリーターが多数存在する一方で、残りは超優秀で独立したがっています。
もはや平凡というのは言葉だけが存在し、実際には都市伝説と言わんばかりに見かけませんでした。
大学に来てB4になってようやく「平凡」というものを見ました。
※追記
平凡を見た…と思ったものの、実は平凡というのも雰囲気だけだったようです。
同期が副業で数十万稼いでいました。笑。平凡とは果たしてどこに存在するのか…
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思わぬところでどんでん返し
個性が潰されるニッポンにおいて、ここまで個性的なひとがいるというのはおもしろいです。
そして「個性的」というからには何もイケイケなひとばかりではなく、ドがつくほどズボラなひともいます。
A君は服装にはこだわらないタイプで、遅刻常習犯、話をしてもタテマエというものがありません。
当然、そのようなひとがいじられるのは言うまでもなく、A君もまわりからいじられていました。
しかしある日のこと。
彼を含め数人で飲み会に行ったとき、どんでん返しが起こりました。
彼はそのときはまだ、親の仕事を周囲には明かしてはいませんでした。
A君の家は開業医一家なのですが、それをカミングアウトしていなかったがために、みんないじりまくるわけです。
彼にはタテマエがなく、あまりにも正直に話すので先輩から目をつけられていました。
そしておバカさんかと言わんばかりの発言をした彼は、先輩から
「お前の親、なにやってんの?w」
と訊かれました。
もちろんそこにはホンネもタテマエもなく
「医者やってます。あ、開業医一家です。」
と答えるわけです。
この直後、場全体が凍りついたのは言うまでもありません。
言葉が通じない!?
親が水産加工会社をやっているB君は、勉強がめちゃくちゃできる子でした。
彼は高校の同級生で、実力テストをやれば毎回上位者リストに名前が載るぐらいの頭のよさです。
特に物理や数学に関しては天才的で、偏差値はハンパないものがありました。
ここまで書くと優秀な人格者のように見えるでしょう。
しかしそんな彼ももれなくぶっ飛んでいて、ツーカーでしか話が通じない!
彼に向かって普通に話しかけてはダメで、ノリと単語のみが効果を発揮します。
そんな感じですので、何か話しかけられてもフィーリングでやりとりするしかありません。
イチから丁寧に話している余裕などなく、高校の頃は毎回毎回暗号化された会話を繰り返していました。
ここまでくるとむしろおもしろいの要素の方が強くて、毎日が楽しい。
そのような生活をしていたわたしが現状に満足できるはずもなく、ぶっ飛びマンがいないかないないかなと常にアンテナを張っています。
学問に関しては天才的なものを持っている一方で、普段の会話は「あの子かわいいよね」みたいなのをノリで会話。
このギャップがなんとも言えず、話していて非常におもしろいです。
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火のないところに煙は立たぬ
上記のように、お金持ちの子供はぶっ飛んでる子がほとんど。
一見すると何の関連もないように見えますが、よくよく考えるとこれもごく自然なことです。
お金稼ぎをするうえでは、とにかく周りとちがうことをしなければなりません。
みんなと同じようにやっていては稼ぐことができないので、必然的にちがうやり方でやるわけです。
そうして自分なりのやり方が確立されていき、考え方もみんなとはちがってくる。
周囲とちがうやり方で稼いでいる親のもとで子が育つわけですから、影響を受けないはずがありません。
参考:
なぜ起業家やお金持ちにとって「社会不適合者」は褒め言葉なのかを説明する
つまるところ、稼ぐにはぶっ飛んでいなければならず、それが子へと伝搬される。
その結果、子供までぶっ飛んだ人間になる。
このような原理から「お金持ちの子供は極端」というようになっていると考えられます。
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まとめ
「親がそうなら子もそうなるだろうなぁ」と、お金持ちの子供がぶっ飛んでいるのはある程度理解ができます。
ぶっ飛んでいるからこそ稼げるのであり、だからこそ子供までぶっ飛んだ人間になりやすいのです。
勉強でいえば超優秀か最低辺、性格でいえば超器用か超ズボラ。普通の会話をしてはダメ。
これぐらいじゃないとやっていけません。
高校のころは上記のようにぶっ飛んだのがゴロゴロいたので、大学に来てからはちがうものを感じました。
目の前にいるのはマジメ君で、ちゃんと話を聞くタイプ。研究室に入ってからは身の回りにサラリーマン家庭育ちの子が増えました。
ただ、極端な子がゼロになったというわけではなく、行く先々には必ずといっていいほどぶっ飛んだ人間がいます。
新しい環境に行くとなぜか一定数はいるんですよね。それともわたしが見つけてしまうんでしょうか。笑
いずれにせよ、いいことです。
上記のようなぶっ飛んだ人材と出会うのはそう簡単ではありませんが、ひとり見つけると芋づる式に出てきます。
平凡な暮らしをしたいひとにとっては目の上のたんこぶでしかありませんが、安定なんてクソ食らえみたいなひとにとっては重要人物です。
マイノリティを探しでもすれば、お金持ちやその子供が比較的容易に見つかるでしょう。
資本主義の原則としてマイノリティの希少性がありますが、お金持ちの家の人間がマイノリティというのはそのような性質と一致します。
つまりはマイノリティになる能力こそがお金持ちへのカギというわけで、ぶっ飛んでいるのもある意味で当たり前なのです。
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