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奨学金を借りるのが普通という風潮 その借金は何のため?

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仕送りと奨学金に関する記事がありました。
Yahooやツイッターで見たひともいるでしょう。

<大学生の食費は1日825円>バブル期から半減した仕送り額と500万円の借金 | メディアゴン(MediaGong)

記事の元データはこちら。

第51回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)

記事の内容は典型的な日本○ねです。
いかにも大衆が好みそうな論調で、アベノミクス叩きと日本○ねが最後に来るという、「これがやりたかっただけだろ」な内容。

 

内容が内容なので、計算方法については追求するまでもないでしょう。字数もアレですし。
この手の見せかけは腐るほどあります。

その他に気になった点といえば、奨学金がさも当然のように扱われていること。
叩くネタに奨学金が上がる、データ中に奨学金が項目単体で取り上げられること自体が違和感を感じてなりません。

奨学金は借金です。
借りなくてもいいようなやり方があるのに、どうして借りるんでしょうか?
お金が足りないならバイトして稼げばいいですし、それ以外にも親を説得するという手もあります。行きたくて行く類のものですし。

にも関わらず、奨学金を借りるひとの多さから自分も借りるというひとが多すぎる。
奨学金が借金であることの自覚がないのか、単に面倒くささから甘えているだけなのか。いずれにしても甘いなぁと感じるばかりです。

親の側も、大学進学ぐらい見越しておくべきでしょう。
くだらない飲み会や身の丈に合わない贅沢をする余裕があるのなら、その分のお金を進学用にまわせばいいだけ。十分でないにしても一定額まではなんとかなるはず。
親子そろってお金に甘いというのではお話になりません。

 

奨学金は借りて当たり前、仕送りが少ない。
こんなので騒ぐのはバカバカしいです。
アルバイトなんて探せばいくらでもありますし、学内バイトでもいいでしょう。

「お金ない。でも飲み会行きたい。贅沢したい。」
そんなんじゃ仕送りも奨学金も意味をなしません。
入りを増やして出を減らすことを覚えない限りはいっこうに金欠から脱出できませんし、借金なんて必要でない限りしなくてもよいのです。

ほとんどの大学生は毎日部活なんてしませんので、バイトする時間ぐらいあるはずです。
どうせ授業終わって家に帰っても、右手を動かしているだけで勉強なんてしないでしょう。それでカネがないカネがないと騒ぐのはお門違いです。

 

カネがないなら稼げばいい

飲み会のお金がない?
服を買うお金がない?
仕送りが少なすぎる?

問題ありません。
バイトで稼げばいいだけ。

飲み会や嗜好品で消える額なんて、ちょっとバイトすればすぐに稼げるでしょう。
その程度のゴミみたいな金額を、奨学金で何とかしようというのはまちがい。
少なくともデータ元における奨学金の額ぐらい簡単に稼げるはずです。

今出さなきゃ○千万が逃げていくという状況であれば話は別ですけど、そこまでのものでもないでしょう。なんとなく奨学金を借りて、仕送りしてもらって、なんとなく嗜好品に使ってしまう。
その使い方では骨をしゃぶられるだけです。

元記事には奨学金500万なんてありますが、大半のひとはそこまで借りないでしょう。
むしろそこまで借りる理由があるとしたら聞きたいぐらい。
そうでないにしても、飲み会や嗜好品に奨学金を使うのは本質的におかしいのです。

 

バイトがムリなら親を説得しろ

もし大学で部活動をやっていて、バイトする時間がないというのであれば、親を説得するのも手です。
日常生活における出費は節約でなんとかなるにしても、遠征費はキツいものがあるでしょう。
部活があり、バイトができないのであれば、説得してお金を出してもらうのも悪くありません。
遠征費の内訳を表にして説明すれば、遠征費ぐらい調達できるはずです(経験済)。

就活における運動部のアドバンテージ、部活や遠征から学べること、そしてどうしてもやりたいという熱意があれば、それぐらいはなんとかなります。

こういうのができると、またちょっとちがってくるでしょう。
自分のやろうとしていることのために、お金を出してもらう。
部活でバイトができないことを説明すれば、案外親もわかってくれるものです。

部活以外で似たような状況でもやることは同じ。
バイトができないなら今やっていることの良さ・メリットを説明すればわかってくれるはずです。

ただし、バイトで稼げる分についてはできるだけ努力しましょう。
努力してそれでもダメだったときの説得ですから、原則バイトなどでなんとかすべきです。

 

奨学金借りるひとはマネーの虎見ておくといいよ

ここまで書いてきたことをまとめると、大抵のことは何とかなってしまうはずです。
見栄を張らなければ、奨学金を借りるということにもならないでしょう。
「その使い道は?」と聞かれたときに、ハッキリと答えられるようでなければなりません。

借金をする前にはその使い道を徹底して考えるべきですし、見栄のために借りるのは普通ありえません。
奨学金が必要という風潮ができているにすぎず、みんなそれに踊らされているだけです。
ほとんどの風潮は弱者から搾取するためにあるのであって、「大学進学はいいことだ!そのためにお金を借りるのは問題ない」という生ぬるいものではありません。
奨学金が普通というのは骨までしゃぶるための風潮であって、ポジティヴな面ばかりではないのです。

これから奨学金を借りようとしているひとは、一度マネーの虎でも見てみてはどうでしょうか。Youtubeに上がっています。
動画まわりのアヤシイ広告はスルーしておいて、本編を見まくりましょう。
かなり参考になるはずです。

なぜ大学に行くのか、なぜ奨学金が必要なのか。
みんな借りているというのはお金を借りる理由になりませんし、大学進学が投資であるのならその効果を考えましょう。
100%の答えは出せないにしても、まったく答えを出せないということもないはず。
徹底して考えれば、奨学金を借りる理由というのは案外大したことありません。踊らされているだけということに気づけます。

 

まとめ

元記事の定量的な部分については、すでに他のところで述べられていますので、ここでいうことではないでしょう。
この記事では定性的な見方をしていて、データの中に奨学金という項目が存在するという点から書きました。
本来であればわざわざそれ用の項目なんていらないはずですが、項目単体で存在するというのはそれだけ大きなものとなっている証拠です。
それだけ借金することが普通となっており、借金しない方がめずらしいというのは違和感を感じます。

欲しいものがあったら、お金を稼いで買えばいい。
大学ではこういうのが身につくはずなのですが、借金が普通となっているのを見ると身についていないように見えます。
こういうのは「お金は労働力の対価」というごく基本的な内容なのですが、奨学金が飲み代や嗜好品に充てられているあたり、意識の欠片もないなぁという印象です。

表現だけがキレイで本質的には汚いというのは、奨学金以外にもたくさん存在します。
そういうのに気づけないと一生搾取されつづけることになってしまい、ロクなことがありません。
本質に気づくというのはオトナになる過程でできるできないの差が開いていくもので、お利口さん思考がガチのものとなるほど、本質には気づきづらくなっていきます。

 

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