リーダー関連でもう1本。
「リーダーに向いていないのはどういうひとか?」
わたしとしては、結果に向き合えないひとはリーダーに向かないと考えます。
リーダーというのは主体性を持って動いたり、応援団を作って動いたりします。
そうである以上は、自分の出した結果と向き合わなければなりません。
結果と向き合えない姿は他のメンバーに対して悪影響を与えます。
誠実さが感じられないので、ついていきたいと思うひとも減るでしょう。
結果に背を向けてばかりのひとがリーダーとかやってられません。
言い訳は無用
どんな理由があれ、結果は結果。
そこにはいかなる言い訳も通用しません。
自分は全力で頑張ったけど、チームは負けてしまった。
こういう場合でも、負けは負けとして認めなければなりません。
そこで「自分は頑張ったから問題ない」ではダメ。
チーム全体の責任を負うのがリーダーです。
またメンバーのなかで問題児がいた場合、やめさせるかの判断も重要。
もしそこで優柔不断になってしまうと、メンバー間の問題が長引いたりします。
多少つらくても、やめさせるかの判断はしなければなりません。
やめさせない結果、重大な問題が発生したとかなったら笑えない。リーダー失格です。
逃げてはいけない
この他にもいろいろとつらいことがありますが、リーダーはそれを受け止めなければなりません。
人間関係だったり、経済的なことだったり、課題は多岐にわたります。
そのような課題や生じた結果から背を向ける人間は、リーダーには向いていません。
補助役がいいとこでしょう。メンバーがついてこないのが見えています。
どうでもいいことに関してはしゃべりまくるが、結果に絡むこととなると話題を変えたがる。
こういうひとは意外と多いです。
問題点と向き合うのはたしかにつらいですが、それができないとリーダーはつとまらない。責任逃れに走ってばかりではダメです。
まとめ
結果に向き合うといっても、その詳細は色々あります。
生じた結果と向き合う、これから生じる結果を考える、etc…
リーダーは責任と向き合わなければなりません。向き合えないのなら駒のままの方がいいです。
結果の話をすると、必ずといっていいほど過程の話がでてきます。
そこでいわれるのは、一生懸命マジメにやったからいいじゃん的な話ばかり。
しかしながら、過程というものは結果をもってでしか評価できません。
いい結果にむすびついたのなら、それはいいプロセスだと言ってもいいでしょう。
逆に結果にむすびつかないプロセスはダメなのです。
こうして考えると、リーダーというものがいかに理性で動く必要があるのかがおわかりでしょう。
理論武装して激務に耐えなければならない一方で、動くうえでは極めて冷静にならなければならない。
感情が勝ってしまうと、これがうまくいきません。
リーダーにあたる人物は、がっしりと構えられる必要があります。
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