子供にあって大人にないもの。
この答えにはさまざまなものがありますが、一番は好奇心でしょう。
大人になるというのは、好奇心をなくすことでもあります。
子供であればいろいろなことに疑問を持ちますが、大人になってしまうとそれができない。
「質問すること自体が悪だ」とかいう謎の意識まで芽生えてきます。
疑問を持てない、興味を持てない。
そうなってしまうと人生下り坂。
思考がどんどんネガティヴになっていきます。
「大人しい」の字の通り
大人になるってイヤですね。同調圧力に屈する性格になるということ。「大人しい」の時のごとく、奴隷としかいえません。
— 村紗カイ (@murasa_kai) 2016年4月11日
「大人しい」の字の通り、大人になるというのは従順になるということです。
上の言うことを疑わず、ただただ従うだけ。主体性など欠片もありません。
やりたくもないことばかりが目の前にならび、自分ではやりたいことを見つけられない。
世界が灰色に見えるのも当然のことでしょう。
自分に正直になるというのは、そのようなことを防いでくれます。
やりたいことを見つけるには主体性が必要です。
そして主体性というのは、自分に正直にならなければ出てきません。
与えられたものでやりくりするのに慣れると、自然と自分自身を騙すようになってしまいます。
そのような人間に好奇心など持てるはずがないのです。
自らを去勢する必要はない
大人になるというのは、自分自身を去勢すること。精神の○○○○を自分で切り取るようなものです。
— 村紗カイ (@murasa_kai) 2016年4月11日
学校教育では、個性をつぶすような教育ばかりがされます。
個性がつぶされるような環境では、当然のことながら好奇心も生まれてきません。
従順な思考回路が身についてしまい、年齢の増加でそれが定着化してしまう。
肉体的には去勢されてないでしょうが、精神的には去勢されています。
そうなるのを防ぐには、まずは同調圧力やムラ社会という概念に気づくべきでしょう。
メタ的な視点から見れるようになれば、自分自身を去勢するということもなくなります。
勉強することで得られるものは色々とありますが、リテラシーがつくのは大きいでしょう。
リテラシーがつくことで現状把握ができるようになり、ムラ社会の概念や構造に気づけるようになる。
いじめにしろ何にしろまずはその社会構造に気づくことが重要で、気づくことができれば半分解決したようなものです。
そして気づくことにより、わざわざ個性をつぶすということもなくなります。
まわりが同調圧力をかけてきているからといって、あなたが同調する必要はありません。自分のやりたいようにやればいい。
同調圧力にやられていては主体性がなくなり、好奇心を持てない性格になります。
人生とはある種、去勢ゲームからの脱出みたいなもので、脱出できた者のみが自由に生きられます。