「失敗するのが恥ずかしい」
「笑われたくない」
「チャレンジしたくない」
周囲に笑われるのをおそれ、失敗を怖がるというのは誰もが通る道です。
わたしも以前は失敗を恐れ、ビクビクしながら行動する人間でした。
しかし実際のところ、「失敗が怖い」という考え方はチャンスを逃してしまう考え方です。
失敗を恐れず行動できるようになれば、あなたの人生は大きくステージアップします。
目次
世間体を気にすることの愚かさ
世間体を気にして行動したがらない人は多いです。
たしかに今の社会には「キャラ作り失敗=ゲームオーバー」みたいな風潮があり、失敗することが人生の終わりのような空気があります。
しかしながら、やりたいことがあるのなら「失敗=悪」だとか考えず、チャレンジしたほうがいいでしょう。
なぜなら、やらなくて後悔する方が、やって後悔するよりも未練が残りやすいからです。
マジメ一直線で仕事ばかりしてきた人の言葉としてたまにあるのが、
「自分に正直に生きればよかった」
というもの。
他人の下請けで我慢し、自分のやりたいことが出来ずに人生を過ごしてしまう人は少なくありません。
チャレンジすれば未練は残らないし、経験や人脈が手に入る
結局、やりたいことがあるのなら素直にチャレンジしてみるべきで、その方が後悔のない人生を送れます。
またチャレンジすれば経験や人脈が手に入りますし、もしかしたらチャレンジしたことがうまくいくかもしれません。
挑戦しない場合、失敗することはありませんが成功することもないでしょう。
失敗を恐れてチャレンジしなければ必死で頑張る経験は得られませんし、応援される経験もできません。
やりたいことに正直になり、一生懸命頑張る。
その結果、人脈や信頼を手に入れ、充実した人生を送る。
多くの起業家は「生まれ変わったら、また起業家として生きたい」ということを言いますが、それは自分に正直に生きたからこその言葉なのです。
人の噂も七十五日
人間、失敗しても意外とみんな忘れてくれるものです。
たとえ今失敗したとしても、3ヶ月もたてばみんな覚えてません。それなのにチャレンジしないとかすごいもったいない。
大学生活で失敗しまくりの自分からすれば、人に笑われるのなんてどうってことないです。むしろ失敗しないことで、失敗に対して不安になるほうが恐ろしい。
わたし自身は大学生活内だけでも
- ギターで稼げるようになろうとして失敗
- せどりで稼ごうとしてうまくいかず失敗
- 女友達に告白してフられる
というように、パッと思いつくだけでも失敗をいくつかしています。むしろ失敗の方が多いです。
それでも失敗のことなんて周囲はそこまで気にせず、自分から言っても「え?」と返されるぐらい。
それほど周囲の関心というのは薄く、失敗しても実はそこまで問題にはならないのです。
チャレンジしない方を選べば苦労しないでしょうが、これから先もずっと失敗する恐怖におびえ続けることでしょう。
失敗しまくって地に足の着いた判断ができる方がよっぽどマシですし、その方が精神的に安定します。
経験は宝物
上記した以外にも、「大会で優勝するぞ」だの「フル単するぞ」だの言って、失敗していました。
それでも何回も失敗するにつけ、だんだんと失敗するパターンがつかめてきました。
おかげで今はどっしりと構えて判断することができます。
さっきチャレンジすれば経験が手に入ると書きましたが、これが大変貴重。
実体験というのは、人から話を聞くことの何倍も効果を発揮します。
何かにチャレンジしてみれば、成功にせよ失敗にせよ何かしらのデータが得られます。
自分はどういうところに強くくて、どういうところに弱いのか?
自分はどういう時にうまくいって、どういうときに失敗しやすいのか?
経験を重ねるとてパターンが見えてきて、うまくいきやすいパターンが見えてくるもの。
- 準備は前倒しでやる
- 話を素直に聞く
- 早寝早起きが大切
これらはごく当たり前に言われることですが、泥臭く失敗していかないと覚えられないのが現実です。
ノーミス主義はおそろしい
失敗しない、いわゆる「ノーミス主義」というのは、失敗しない方法を学べない以外にも羽ばたく能力をも失わせます。
失敗しないことが目標になっている場合、最低ラインで満足してしまうんです。
もしノーミス主義に則って「失敗しない=成功」みたいな考えが身についてしまうと、せっかくチャンスが訪れたときにもそれを生かせない。
失敗しないことばかりを考えていると、活かせるチャンスも手放してしまいます。成長や成功の機会損失という点で、非常によろしくありません。
その一方で、失敗をおそれずチャレンジし続ければ、チャンスが来た時に存分に力を発揮できますし、だんだんと失敗もしにくくなっていきます。
いざチャンスが来た時に失敗しなくて済むようにもなるため、挑戦は偉大です。
まとめ:失敗を恐れないことが、失敗しない人生につながる
今失敗してあとで失敗しないのか、今失敗しないであとで失敗するのか。
どちらがいいかは自明でしょう。
物事というのはあとになるほど失敗が痛手になるもので、失敗は早いうちにすべき。
時間が経ってからミスしないよう、早い段階で失敗した方がいいのです。
もしあなたが「失敗=終わり」みたいな考え方を持っているのであれば、今すぐ捨てちゃってください。
そのような考え方は経験を積めないだの何だので、パフォーマンスを下げるばかり。
失敗を恐れてノーミスを貫くことが、人生を後悔だらけにしてしまうのです。