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ケーススタディの人生

生活や人間関係における考え方まとめ

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ものを教わるときには聞き方を工夫しよう

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先日、ひとに何かを教わる際にはさまざまなものが必要だと気づくできごとがありました。
ちょっとした質問からセミナーまで共通するようなことですが、それが身に付いているひとはかなり少数。

「時間の使い方のコツ」というテーマで話していたところ、相手がわたしの発現に興味を持ったらしく、「おすすめの本を教えて」と訊いてきました。それに「お金の本、自己啓発本を読んでください」と答えたのですが、答えたら否定されるわ行動されないわで大変大変…

答えたわたし自身、なんのために答えたんだろうと感じてその場を終えるという結果。
そこから学んだのは、何かを教わるにあたり

  • 素直さ
  • 行動力
  • 向上心
  • 論理的思考力
  • 話を論理で聞く姿勢
  • 質問をまとめる力
  • 調べる努力

ここらへんが重要だなと感じました。

 

目次

 

教わる態度を甘く見てはいけない

わたしが上記のようにお金の本と答えると、間髪いれずに

「え、でもお金ってそこまで重要じゃないじゃん。時間とか人脈とか、他に重要なものがあるじゃん」

と否定される始末。

たしかに、お金のことを否定する気持ちはわからんでもないです。
質問してきたひとは「やること」が目的化するように、精神的に弱いタイプですし。
あれです、世の中一般で言われる意識高い系(笑)とでもいえばいいでしょうか。
とにかく、精神的なものに対して満足をしめすひとでした。

しかし、もし自分がした回答について速攻で否定されたら、あなたはどんな気分になるでしょうか?
あんまりいい気はしませんよね。
それにもかかわらず、否定するひとのなんと多いことか。
そこに実行力のないひとまで加わるものですから、答える側としては何のために答えたんだろうとただただ消耗するばかりです。

以下、質問やセミナーにおいて重要なことをまとめておきます。
雑感としては、数字ではなく精神的なものに満足をみいだすひとはこれらを意識したほうがいいでしょう。
これらをおさえておくだけでも全然ちがいます。

 

素直さ

質問した答えに対して、まずは素直に受け入れてみましょう。
返ってきた答えに対して腑に落ちないものがある場合、否定ではなく質問という形で訊くべきです。
先入観なく答えを聞くというのもこれにあてはまります。

そもそもの話、あなたから質問した時点で、主導権は回答者側にあります。
あなたが「これ教えてください」と質問している以上は、あなたが下であることに変わりありません。
相手に対してお願いするということは、自分が下の立場に立つということ。
そこで何も考えずに否定しようものならその先ずっと答えてもらえなくなる可能性もあります。

先ほどの質問に対する回答は、これというわかりやすい形では答えを示していません。
「タイムスケジューリングを教えてくれ」という質問に「お金の本を読んでみてください」という返答は、一見すれば噛み合っていないように見えるでしょう。
しかしそこでするべきは追加質問であって、否定してはなりません。
「なぜお金の本なのですか?」と、「なぜ」をきいてみるのが得策です。

なぜわたしがお金の本をすすめたかといえば、やっていることをお金で考えることにより、やる・やらないが見えてくるから。
自分のやっていることがはたしてどれぐらいの損を生み出すのか、どれぐらいのメリットを生み出しているのかを、数値化して考えることができます。
そして数値化して考えてみて、利回りが悪いと感じたら切り捨ててしまう。
このような考え方は冷酷ではありますが、時間がない、スケジュールが崩れたら大きな損失が出るといった場合にはかなり有効な手段です。

先入観なく答えを受け止めるという点については、お金などネガティヴな刷り込みがあるものについて重要です。
わたしたちは「お金はいやしい」などと、お金に対してネガティヴな刷り込みをされて育ちます。
そのような刷り込みから自由になっていないと、お金についての答えを返されたときにムッとしてしまいがち。
刷り込みによるバイアスがかかっていると、せっかくいいレスポンスをもらえたとしても有効活用はむずかしいでしょう。
そこで否定せず、まずはそのまんま受け止めてみるというのが、結果として問題解決につながるのです。

 

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行動力

何かを教えてもらう、答えてもらうといったことの後には、原則として即実行しましょう。
どういう形であれ、教えられたことをまずは実行に移してみる。
これができるかどうかでアドバイスの生き方もちがってきます。

さすがに大事な予定がはいっているのであれば、それは仕方ありません。
しかし多くの場合、質問した直後の時間で何かしらできるはずです。
答えをもらった人間がまずやるべきは、行動するということ。
そこで即座に行動できれば教える側にとっても好印象です。

先ほどの例であれば、本を進められたらAmazonにアクセスする、本屋に行ってみるといったところでしょう。
そこで素直に実行できれば、問題解決もその分早まります。
それが本人にいい影響を与えるのはいうまでもないこと。
答えをもらったらすぐに動くことで、印象とスピード解決の両方を得られるのです。

Amazonも本屋も、アクション自体はそこまで大きいことではありません。
しかしそのちょっとした行動が積み重なると、無視できない差になります。

大きなことを解決するには、まず小さなことから。
時間のムダを省き、生活を見直すということをするにあたり、本を読むというのは小さいことです。
そのようなちょっとしたことができなくて、生活改善という大きな問題が解決できるわけがないでしょう。
要は小さいことの積み重ねで、小さいことから確実に行動しこなしていくべきなのです。

 

向上心

向上心はないよりもあったほうがお得です。
向上心をみせることでいい印象を与えられますし、それによってよりよいアドバイスをもらえたりもします。

これは「やりたくてやっているのか、やらされているのか」という話と似ています。
好きで取り組んでいるのであれば、それが顔つきにも現れてくるもの。
それこそ努力を努力と感じないぐらいのものがあれば、オーラも全然ちがってきます。

やる気全開のひととやる気なさそうなひとを見て、あなたはどちらにアドバイスしたいですか?
言うまでもなく前者ですよね。
ひとは見た目の影響をかなり受けるもので、好印象というのはアドバンテージなのです。
見た目のいいひとに対してギブアンドギブしたくなるように、いい姿勢で臨むということでいいアドバイスをもらいやすくなるのです。

自分のやりたいことに取り組むというのには、このようなメリットも当然ながら含まれます。
努力を努力と感じないものをやるあなたを見て、やる気がないと思うひとはまずいないでしょう。
やる気のあるひと、自分から聞いてくるひとに対して、教える側の人間は教えたくなるもの。
そこで教えてもらいやすい状態をつくることで、あなたはよりよい教えを受けられるのです。

やる気は見せてマイナスになることはありませんが、見せなくてマイナスになることはある。あとはアナタ次第です。
自分のやることに対してやる気があるのなら、下準備をととのえたりやる気を見せるというのはむずかしいことではありません。そしてそのような姿勢が結果をよくするのは容易に想像できますよね。

 

論理的思考力

もらったアドバイスを生かすには、論理的思考力は欠かせません。
論理的思考力がなければアドバイスの内容を理解できませんし、自分の欠点の把握すらむずかしいです。

アドバイスやレスポンスをどう解釈するかによって、できることも変わってきます。
回答のなかには抽象的なものもあり、そのようなものについては素直さだけでは何ともなりません。
特に回答や質問を与えて考えさせる場合、抽象的なものが絡んでくることもしばしば。
相手が何を言っているのかを理解できなければ、せっかくの回答も役に立ちません。

これはリテラシーとも関係してくるでしょう。
いくらいいアドバイスをもらったからといって理解できなければ意味がありませんし、いい授業もベースの知識がなければただの時間のむだ遣いです。
そこでの教えを生かすにはやはりそれなりのものが必要で、土台となるものがなければ理解もすすまない。
情報を理解する道具があってはじめて、教えは役に立つのです。

もらった情報をどれぐらい理解できるかは、その後の展開に関係してきます。
答えをもらったら、まずは実行してみる。
実行するにあたり言葉のさすものが何なのかを理解する。そこから抽象化してみて、他のところにも使えないか考えてみる。
これができれば効率よくものごとを進められますし、アイデアを出せるようにもなります。

アイデア生産というのは論理的思考力の応用編。
ひとつのアイデアをもらったら3つぐらいのことを思いつくというのは、情報のフィルタリングができれば不可能なことではありません。
情報のフィルタリングはまさに論理的思考力の典型というべきでしょう。
与えられた情報に対してフィルタリングを施し、言い換えがどんどん出てくるというのが、アイデア生産マシーンなのです。

 

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話を論理で聞く姿勢

こっちは論理的思考力とはちょっとちがいます。
相手の話を感情抜きにして聞くことは、理解度や実行力に影響を与えます。

先ほどの論理的思考力が情報を加工する技術だとしたら、こっちはバイアスを取り除く技術といえるでしょう。
いくらポイントをおさえたアドバイスであっても、回答者本人の感情は少なからず入ってしまうもの。
機嫌の良し悪しによって論調や言葉遣いが変わることは容易に想像がつきます。

これはスポーツや部活動で怒られた場合を考えるとわかりやすいです。
怒られたからといって萎縮しているだけでは、何にも問題は改善されませんよね。
別に怒られたからといって萎縮する必要はなく、ただ言われたことを愚直に実行しさえすればいい。
これは多くのひとが苦手とするところで、たとえ厳しいことを言われたとしても、言われたことをそのまま実行すればよいのです。

この姿勢や能力はあんまり語られませんが、地味に重要。
なぜなら多くのひとは「萎縮する=誠実」というのが正しいと考えているからです。
指摘される、アドバイスをもらうということについて、だいじなのは感情によるバイアスを抜きにして考えること。
相手の言っていることを論理的に理解し、愚直に実行すればよいのです。

参考:お金持ちは物事を内容で理解し、貧乏人は語り口調で理解する | お金持ちの教科書

 

質問をまとめる力

ちょっと質問タイムからセミナーまで、やることは基本的に同じです。
それは「自分の疑問点をまとめておく」ということ。
質問や疑問点を整理してまとめておけば、効率よく教えてもらうことができます。

ノートでもメモ帳でもいいので、何かを教わるにあたってはどこがわからないのかを明確にしましょう。
そこをハッキリとさせておくことによって聞くべきポイントがわかりますし、アドバイスする側もしやすいもの。
そのような前処理をしておくだけでも随分とちがってくるもので、訊くことをまとめておけばよりスムーズに理解できます。
本当にちょっとしたことですが、それによって飛躍的に効率が上がるのは否定できません。

ひとに何かを教えてもらうということは、それだけの時間を使うということです。場合によってはお金もかかります。
それだけの時間、あなたはやるべきことに対して取り組めないわけですから、それに見合ったものを得る必要があります。
セミナーに行くことそのものが目的化してしまうと、かえって何も得られないでしょう。
問題解決のために行くというようにすればムダがなくせます。

別に、イヤイヤ教えてもらいに行くのであれば、行かないほうがいいのです。
そもそもイヤイヤ行く時点で行くことそのものが目的化していますので、いい効果も期待できません。
それよりは自分の出来ることを精一杯やり、どうしてもわからないところを洗い出す。
こっちのほうが後々のためになります。

 

調べる努力

自分で調べる努力は、質問する・教えてもらうことにおいて必須のものです。
質問や教えてもらう時間を最小限にとどめ、実践の時間を増やすほうが有意義な時間の使い方といえます。
質問できる機会があったら、調べられる範囲のことについては自分で調べておく。
これによって教えてもらう際、スムーズに話が進みます。

調べられる範囲のことを自分で調べるというのは、好印象を与えるだけではありません。
話をスムーズに進められるという効果もあります。
これはコミュニケーションが双方の理解度をベースとするものであるからです。

基本的に、コミュニケーションというのは自分と相手の理解度に差があるとうまくいきません。
自分が100知っていて相手が10しか知らないとうまくいきませんし、自分が10しか知らない状態で100の話を聞いても理解できません。
情報の粒度を揃えることで、ようやく有意義な話ができるようになります。

質問できるチャンスというのは、答える側の理解度が高い状態です。
そのため自分がどれぐらい調べられるかによってアドバイスが生きる・生きないも決まってきます。
あなたが自学した状態で臨めばいいレスポンスを得られますし、質問そのものにもムダがなくなる。
つまりはあなた自身が勉強をして臨むことによって、あなたに返ってくるものが大きくなるのです。

自分で調べるというのは労力がともなうため、やりたがるひとは少ないでしょう。
しかしそこで妥協してしまってはダメで、ひたすら自分の欠点・不明な点についてハッキリさせ、質問を準備する。
このようなことを抜かりなくやることで、教えてもらう行為そのものを有意義なものにできます。
そこでの答えの質が後々の成果に影響するのはいうまでもありません。

 

まとめ

上記の内容を素直に実行できれば、それはもう苦労しなくて済むでしょう。
しかしながら実際にはできるひとが少なく、特に「素直に実行する」「論理で話を聞く」あたりはむずかしいです。
逆にいえば、そこをしっかりとできるひとは強いということ。
多くのひとが苦手としていることをできれば、それだけ周囲と差がつきます。

この記事を読んで素直に実行するかはあなた次第。
「うるせーそんなのわかってる」というのであれば、実行するまでもないでしょう。すでにわかっていることをいちいちやる必要はありませんし。
自分なりの方法が確立されているのであれば、そこに磨きをかけるだけで十分です。

冒頭にでてきたひとについては、まあ想像がつくかと思いますが、その後本屋に行くわけでもなく、即帰宅。
そこでの1アクションがちがいを生むんですけどね。

図書館に行くか行かないか、Amazonにその場でアクセスするかしないか。これらは本当にちいさなこと。

ですがそのような本当にちょっとしたことが積み重なって、大きな差を生むのです。

 

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