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ケーススタディの人生

生活や人間関係における考え方まとめ

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旭化成子会社が施工データを改竄 クライシスコミュニケーションの重要性

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旭化成の子会社である旭化成建材が起こした傾きマンション問題。
このような企業不祥事では、不正が起きたことそのものよりも、不正が企業の信頼性に与える影響の方が大きい。

マンション傾斜:データ改ざんの「なぜ」 社長の説明は

このような事件は起こさないのが大前提なのだが、もし事件を起こしてしまった場合、その後の対応が非常に重要である。
不祥事を起こした後の対応によって、企業へのダメージは大きく変わってくる。
事件を起こした際の対応はマニュアル化されるべきであり、クライシスコミュニケーションの影響力というのは無視できない。
企業の対応の様子はマスメディアによって報じられ、責任逃れをする姿勢を少しでも見せれば、その企業が卑しいもとだというイメージが国民全体に広がってしまう。

松下電器のFF式石油暖房機の回収は事後の対応が良かったため、企業へのダメージは小さかった。
テレビでのCMを全てヒーター回収のものに差し替え、ネット上でもきちんとした対応がなされている。
実際、「パナソニック」で検索すると、ヒーター回収の内容がトップの方に出てくる。
ホームページ(co.jpの方)を開くと、回収の件について大きく書かれている。



ここまで対応が徹底されている場合、対応の誠実さが国民に伝わり、企業へのダメージはそこまで大きくならない。

一方で、雪印の事件は対応を誤った例である。
食中毒で入院した被害者が出ているにもかかわらず、社長の「私は寝ていないんだ」発言は致命的であった。
この事件と牛肉偽装事件により、雪印ブランドは大きなダメージを受けた。

不祥事を起こした際の対応は、ちょっとした発言で大騒ぎになってしまう。
社長がひたすら謝っている一方で、旭化成副社長の態度は不味いのではないのだろうか。
事実がどうであれ、マスメディアの報道によるイメージというのはなかなか消せない。
今後の対応次第で、旭化成の受けるダメージの大きさは変わってくるだろう。

参考

雪印集団食中毒事件 - Wikipedia